2026/04/12 更新

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アラキ ワカコ
荒木 和華子
ARAKI WAKAKO
所属
学部 法学部 専任教授
職名
専任教授
外部リンク

学位

  • 博士 ( 2026年2月   一橋大学 )

研究キーワード

  • アメリカ黒人教育史

  • 人種・ジェンダー史

  • 解放民教育

  • アメリカ黒人史

  • アメリカ南部史

研究分野

  • 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史  / 人種、ジェンダー、教育

学歴

  • 一橋大学大学院   社会学研究科(博士後期課程)

    2001年4月 - 2007年3月

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    備考: 博士課程単位取得満期退学

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  • 米国フロリダ大学大学院   歴史学研究科

    2003年8月 - 2006年3月

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  • 一橋大学大学院   社会学研究科(修士課程)

    1999年4月 - 2001年3月

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  • 国際基督教大学   教養学部   社会科学科

    1994年4月 - 1999年3月

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    備考: 学科間専攻アメリカ研究プログラム

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  • 米国ノースカロライナ州ギルフォード大学(交換留学)

    1997年8月 - 1998年6月

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経歴

  • 明治大学   法学部   教授

    2026年4月 - 現在

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  • 新潟県立大学   国際地域学部 国際地域学科   教授

    2025年4月 - 2026年3月

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  • 新潟県立大学   学長補佐

    2025年4月 - 2026年3月

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  • 新潟県立大学   国際地域学部 国際地域学科   准教授

    2021年4月 - 2025年3月

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  • 新潟県立大学   国際地域学部 国際地域学科   講師

    2013年4月 - 2021年3月

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  • 愛知県立大学   外国語学部 英米学科   非常勤講師

    2011年7月 - 2011年8月

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  • 新潟県立大学   国際地域学部 国際地域学科   助教

    2010年4月 - 2013年3月

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  • 長岡造形大学   非常勤講師

    2009年4月 - 2013年3月

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  • 専修大学   文学部 歴史学科   兼任講師

    2009年4月 - 2010年3月

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  • 東洋大学   文学部 史学科   非常勤講師

    2007年4月 - 2010年3月

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  • 独立行政法人日本学術振興会   特別研究員PD

    2007年4月 - 2008年3月

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  • 国際基督教大学   教養学部 カレッジワイドプログラム   アメリカ研究副手

    2006年9月 - 2007年3月

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  • 独立行政法人日本学術振興会   特別研究員DC2

    2006年4月 - 2007年3月

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所属学協会

  • 日本教育学会

    2020年1月 - 現在

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  • 日本教育史学会

    2020年1月 - 現在

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  • 日本平和学会

    2016年 - 現在

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  • 国際地域研究学会

    2010年6月 - 現在

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  • 19世紀学会

    2008年3月 - 現在

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  • 歴史学研究学会

    2007年10月

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  • ジェンダー史学会

    2006年 - 現在

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  • 日本西洋史学会

    2004年 - 現在

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  • Southern Association for Women Historians

    2003年8月 - 2005年7月

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  • アメリカ学会

    2001年6月 - 現在

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  • 日本教育学会

    1999年9月 - 2003年3月

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  • 日本アメリカ史学会

    1999年4月 - 現在

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委員歴

  • 日本平和学会   ハラスメント防止・対策委員  

    2024年 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 国際地域研究学会   年次大会企画委員長  

    2024年   

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  • 日本アメリカ史学会編集委員会   編集委員  

    2023年 - 2025年   

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    団体区分:学協会

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  • ジェンダー史学会   常任理事  

    2020年 - 2025年   

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    団体区分:学協会

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  • 新潟県立大学生協組合   理事  

    2018年 - 現在   

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    団体区分:その他

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論文

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書籍等出版物

  • 剝き出しの帝国――レイシズムと植民地主義はいかに世界を支配し続けているのか

    荒木和華子, 渡辺賢一郎, 上林朋広, 苧野亮介, 苧野, 亮介( 原著者: カィンディ・アンドリューズ)

    明石書店  2025年9月  ( ISBN:4750359629

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    総ページ数:384   記述言語:日本語  

    CiNii Research

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  • 国際地域学の課題

    小谷, 一明, 黒田, 俊郎, Brown, Howard, 水上, 則子, 柳町, 裕子

    小鳥遊書房  2024年5月  ( ISBN:9784867800485

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    総ページ数:355p  

    CiNii Research

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  • 帝国のヴェール――人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界

    荒木 和華子, 福本 圭介

    明石書店  2021年11月  ( ISBN:4750352950

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    総ページ数:376   記述言語:日本語  

    CiNii Research

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  • 国際地域学入門

    勉誠出版  2016年4月  ( ISBN:4585230432

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  • Historicising Whiteness: Transnational Perspectives on the Construction of an Identity

    eds, Leigh Boucher, Jane Carey, Katherin Ellinghouse( 担当: 共著 範囲: Historicising the Idea of Separate Spheres and Whiteness: Freedpeople’s Aid and Educational Activities in South Carolina Sea Islands, 1862-1877)

    RMIT Publishing in association with the School of Historical Studies, University of Melbourne  2007年11月 

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MISC

  • <書評>ケイト・ムーア著/松永典子・山口菜穂子・松本裕代訳『働いて愛して生きるために女たちは闘わなければならない』(堀之内出版、2025年)「科学の進展による利益追求と人命を尊重する倫理の戦い――若くして命を失ったが戦いに勝利したラジウム・ガールズたちの歴史物語」 招待

    荒木和華子

    図書新聞(終刊号)   ( 3730 )   2026年4月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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  • 「奴隷解放と学校教育——黒人女性教師シャーロット・フォーティンの南北戦争」 招待

    荒木和華子

    東洋大学 人間科学総合研究所「SDGs(持続可能な開発目標)と人文学 知の最前線」講演録 Vol.1   1 - 24   2026年1月

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  • 2024年の歴史学界 ――回顧と展望―「北アメリカ」 招待

    史学雑誌   134 ( 5 )   364 - 371   2025年7月

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  • <書評>カイラ・シュラー著/飯野由里子監訳、川副智子訳(明石書店、2023年)ホワイト・フェミニズムを解体する:インターセクショナル・フェミニズムによる対抗史 招待

    荒木 和華子

    ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報   ( 27 )   134 - 135   2024年7月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:お茶の水女子大学ジェンダー研究所  

    DOI: 10.24567/0002004251

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  • 核抑止論を正当化する文化的仕掛けを暴く——今こそ被ばくを語る声を傾聴・代弁するために 宮本ゆき『なぜ原爆が悪ではないのか——アメリカの核意識』岩波書店,2020年 招待

    荒木 和華子

    平和研究   59   139 - 145   2023年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本平和学会  

    DOI: 10.50848/psaj.590101

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  • 「Ⅱ上杉忍氏の講演に対するコメントとレスポンス コメント『奴隷制廃止運動からベトナム反戦へ―トランプ政権とは異なるアメリカを探る―』」 招待

    『上杉忍先生・油井大三郎先生特別講演会講演録』南山大学アメリカ研究センター   2020年9月

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  • 歴史的文脈におけるジェンダーと人種を理論化する―不可視性、越境的想像力、ヴィ―ルの向こうのポストコロニアルな未来のために

    国際地域研究学会, 責任編集, 荒木和華子

    2020年3月

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語  

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  • 教育と社会の間を問う試み : 個人史的振り返りと展望—特集 〈教育と社会〉研究会の30年 : 思い出とこれからの展望 招待

    荒木 和華子

    〈教育と社会〉研究 / 一橋大学〈教育と社会〉研究会 編   ( 30 )   21 - 24   2020年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:[国立] : 一橋大学〈教育と社会〉研究会  

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    その他リンク: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I031229074

  • 『教育研究交流セミナー「〈教育と社会〉を研究する――多様性と移動の視点から」報告書』

    荒木和華子編著

    2019年3月

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    担当区分:責任著者  

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  • 『2013年度新潟県立大学教育研究高度化推進事業シンポジウム「『アイデンティティの政治』再考―ジェンダー/セクシュアリティ、階級、文化表象を横断する」の記録』

    荒木和華子編著

    2014年3月

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)  

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受賞

  • ベストティーチャー賞

    2019年7月   新潟県立大学  

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  • ベストティーチャー賞

    2018年6月   新潟県立大学  

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  • 学術優秀賞

    2016年3月   米国フロリダ大学大学院 教養学部  

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  • フルブライト奨学金 大学院プログラム全額グラント

    2003年8月   日米教育委員会  

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 教職と教師教育のグローバル・ヒストリー-ジェンダー視点からの制度史と社会史の架橋

    研究課題/領域番号:25K00762  2025年4月 - 2029年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    佐久間 亜紀, 荒木和華子, 小玉亮子, 洪郁如, 三時眞貴子, 鈴木周太郎, 土屋匠平, 朴宣美, 並河葉子, 中込さやか

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    配分額:25740000円 ( 直接経費:19800000円 、 間接経費:5940000円 )

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  • 二つの帝国と黒人教育:南アフリカにおける米国南部黒人学校の移植に関する社会史研究

    研究課題/領域番号:25870602  2013年4月 - 2019年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    荒木 和華子

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    配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

    19世紀半ば以降の米国南部において黒人教育のモデルとされた元奴隷のための学校「ペン学校」の展開と、南アフリカへの移植の意味を帝国主義と教育に関する研究課題として考察した。研究の前半では、ペン学校を支えた思想を当時の奴隷制廃止の立場の機関紙他一次資料から検証し、南アフリカにおける教育史、人種・ジェンダーをめぐる帝国主義研究の読み込みを行った。後半では様々な機関での史料調査を元にさらに考察を深め、最終年度には他機関から招聘した研究者4名を講師とした教育研究交流セミナーを開催し、自身も「米国南部黒人教育モデルの移動」というタイトルで研究報告を行ったほか、二つの媒体に本研究課題に関する論考を掲載した。

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  • 奴隷解放期における教育と政治の社会史-米国南部解放民学校と黒人議員の事例研究

    研究課題/領域番号:23720368  2011年 - 2012年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    荒木 和華子

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    配分額:1690000円 ( 直接経費:1300000円 、 間接経費:390000円 )

    初年度は研究目的とした元奴隷の学校であるペン解放民学校と公教育の関わりと、この学校を政治活動の母体とした黒人議員ロバート・スモールズによる教育政策の検証を行い、その成果を英語論文として『19世紀学研究』誌上において発表した。最終年度(2年目)は、研究テーマをさらに深く掘り下げて、複数の研究会で報告を行い、研究ノートを『国際地域研究論集』に掲載した。ペン学校を通して、黒人(解放奴隷)教育とより広い文脈における「政治」との交錯について考察した結果、米国内部だけではなく、他国(特に南アフリカなど)における教育との接点が明らかとなり、今後の研究課題(米国の帝国主義における黒人教育の「移植」について)として取り組んでいく。

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  • 南北戦争下における解放民教育と人種・ジェンダー編制:米国南部「再建」に関する研究

    研究課題/領域番号:08J05487  2008年 - 2009年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    荒木 和華子

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    配分額:1400000円 ( 直接経費:1400000円 )

    本研究は、奴隷解放期に元奴隷を対象とした教育の背景と思想を、SC州のペン解放民学校に着目して考察する。南部社会「再建」のプロジェクトとして重要な役割を担った実験的教育を通して、新南部における黒人教育史の出発点を明らかにし、その上で当該社会における人種・ジェンダー・南北地域間関係の再編過程を描くことを目的とする。具体的には次の三本柱を目標とする。第一に、ペン解放民学校史を実証的に明らかにし、第二に、戦時下・戦後の国民国家形成と市民権構想における政策者による解放民教育の位置づけと評価の検討、第三に、人種・ジェンダー・セクション間の権力関係の変容と、教育への様々なアプローチや「政治」の考察である。
    20年度に目標の第二を中心に検証したので、21年度は第一の目標、ペン学校史を実証的に解明する作業を行った。21年度は詳細な学校史を確認し、学校を黒人史上や、南北戦争・再建期、南部史の文脈に位置づけた。20年度に収集したコピーやマイクロフィルムの学校や解放民局の記録や新聞など膨大な量の史資料を整理しながら読みこむ作業や、インタビューの解析作業に多くの時間を費やした。さらに私の研究内容に最も近い著書を出版した歴史家H.Williams氏の来日講演の際に意見交換し、黒人史/教育学の専門家のI.Perry氏によるアメリカ学会年次大会への来日時に、国際セミナーでコメント報告を行ったことが意義意義深かった。またL.Newman氏、H.White氏、W.Link氏、N.Shahani氏などの専門家から研究の進展に関する助言をいただいた。日本では学会や研究会活動を通して専門家と意見交換を行い、ネットワークを少しずつ構築した。3番目の目標については、当初の研究計画は3年間であったが就職のため研究員を辞退したため、今後改めて取り組んでいく。

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  • 奴隷解放期における人種とジェンダーの政治-米国南部ぺん学校の実験教育の背景と思想

    研究課題/領域番号:06J07558  2006年 - 2007年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  特別研究員奨励費

    荒木 和華子

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    配分額:1900000円 ( 直接経費:1900000円 )

    本研究は、19世紀半ば以降の米国における奴隷解放期に元奴隷を対象として着手された教育の背景と思想を、サウスカロライナ州セントヘレナ島のペン解放民学校に着目して考察するものである。ペン学校の「実験」的教育を通して、まず新南部における黒人教育史の出発点を明らかにし、その上で当該社会における人種・ジェンダー・南北地域間関係の再編過程を描き出すことを目的としている。
    19年度は、18年度に行った国際会議(豪州メルボルン大学開催)での研究報告を論文にして投稿し、成果は論文集に所収された。論文では公/私的領域論とホワイトネス研究のアプローチを採用し、解放民女性労働へのまなざしや黒人学校教師のアイデンティティの分析を行った。奴隷制廃止主義者は普遍主義思想を論拠として人種や性による社会からの解放を唱導したが、解放民の労働と教育のための援助活動という実践は、高度に人種・ジェンダー化された領域内で展開されたことが明らかとなった。
    6月には日本西洋史学会において「奴隷解放期における(ネオ・)アボリショニストの黒人教育「実験」に関する試論-北軍占領下のポートロイヤル周辺地域を中心に」と題して研究発表を行い、北部出身のネオ・アボリショニストの解放民教育の意図を、労働・土地政策、啓蒙・人道主義、共和主義と「市民」化という3つの側面から検討し、教育の「実験」の歴史的背景を明らかにした。学会参加者のコメント等や史料を再検証した上で、さらにジェンダー視覚を取り入れて同テーマについて考察した投稿論文が、次年度のThe Japanese Journal of American Studiesに掲載されることとなった。
    また本年度末にはフロリダとニューヨークを訪れ、専門家との会議や資料収集を行った。

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担当経験のある科目(授業)

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