学位
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博士(学際情報学) ( 2023年3月 東京大学 )
2026/07/23 更新
社会学の視点から、都市(計画)・建築・インフラ・メディアについての研究を行っています。
山口県宇部市生まれ。
博士論文の研究では、日本近代における都市計画技術の導入・定着過程に着目した歴史的検討を進めていました。これまで、都市計画当局と都市住民のさまざまなメディアを介したコミュニケーションの歴史に着目し、どのように「都市」という概念が日本社会に普及したのかを論じてきました。
そのなかで、現在の都市計画を進める上でも重要とされる「市民」や「復興」などの概念が、近代都市計画上でどのように誕生してきたのかを、さまざまなメディア実践に着目しながら、コミュニケーション論の観点から明らかにしてきました。これらの検討を通して、近代社会において、「都市」とはどのような空間なのか、そして日本においてそれはどのようにして作られてきたのかという問いを明らかにすることを目的としています。これは『「都市計画」の歴史社会学──戦間期東京が描いた近代都市の理想と現実』(青土社)という本にまとめました。
これと並行して、現在は①コンクリートやアスファルト、緑地をはじめとする都市を構成する物質的な要素、②現代都市とメディア(映像文化等)の関係にも関心を持ち、研究を進めています。
①については、コンクリートを構成するセメントや砂といった物質の循環から都市化という現象を捉え返すことを目的としています。そのなかで、都市理論の批判的な検討も進めています。現在はコンクリートブロックに注目し、ブロック建築/ブロック塀が戦後日本社会で果たした役割について、歴史社会学的な観点から分析しています。また、現代の都市再開発に欠かせないものとなっている緑地の創出・維持のプロセスについても調査しています。
②については、映画館と都市空間の関係に着目し、映画が都市空間のなかでどのように見られてきたのか、映画は都市空間をいかに描き出してきたのかという二方向から検討を進めています。このような経験を活かし、アニメ作品内における世界観設定の開発支援業務にも携わったこともあります。
ウェブ公開されていない論文等は、ご連絡いただければ可能な範囲で送付いたします。研究内容に関するご質問や執筆のご依頼、共同研究へのお誘い等はいつでも上記のメールアドレスにお願いします。
博士(学際情報学) ( 2023年3月 東京大学 )
メディア論
文化社会学
メディア史
都市研究
観光社会学
都市社会学
都市計画
歴史社会学
人文・社会 / 社会学 / メディア研究
社会基盤(土木・建築・防災) / 建築計画、都市計画
東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 学際情報学専攻 博士課程
2020年4月 - 2023年3月
東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 学際情報学専攻 修士課程
2018年4月 - 2020年3月
東京大学 教養学部 教養学科総合社会科学分科相関社会科学コース
2014年4月 - 2018年3月
明治大学 情報コミュニケーション学部 専任講師
2025年4月 - 現在
國學院大學 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科 助手
2023年4月 - 2025年3月
東京大学 大学院情報学環・学際情報学府 RA
2022年4月 - 2023年3月
独立行政法人 日本学術振興会 特別研究員 DC2
2021年4月 - 2023年3月
International Planning History Society
日本都市計画学会
日本都市社会学会
関東社会学会
日本建築学会
日本都市学会
日本メディア学会
日本社会学会
日本都市社会学会 企画委員
2023年9月 - 現在
共振するコンクリートブロック──1950年代日本の開拓地・農村における自力建設の社会史 査読
中川雄大
ソシオロゴス 50 2026年11月
「みどり」に覆われる葛藤──再開発が⽣み出す都⼼型モールのランドスケープ
三田社会学 2026年7月
コンクリートブロック建築の脆弱性を制御する──戦後日本社会でブロック住宅の普及が試みられた過程に着目して 査読
中川雄大
社会学評論 76 ( 2 ) 159 - 175 2025年9月
中川雄大
年報社会学論集 ( 37 ) 175 - 186 2024年9月
「都市計画」の歴史社会学――戦間期東京における〈説得的コミュニケーション〉と多元的アクター
中川雄大
[博士学位論文] 2023年3月
林凌 中川雄大
東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究 調査研究編 39 239 - 269 2023年3月
帝都復興の担い手は誰か―― 区画整理における「市民」をめぐる論理に着目して 査読
中川雄大
年報社会学論集 35 116 - 127 2022年9月
「場末」を記述する――1910~30年代東京の周縁部に着目して 査読
中川雄大
関東都市学会年報 23 45 - 54 2022年6月
都市計画導入期における「都市」概念の普及過程――都市計画当局の実践に対する学習論からの分析 査読
中川雄大
社会学評論 72 ( 2 ) 100 - 117 2021年10月
浅野セメント深川工場をめぐる問題史――用途地域制導入についての社会的背景として 査読
中川雄大
都市計画論文集 56 ( 1 ) 98 - 104 2021年4月
「都市計画」の歴史社会学―明治・大正期東京の都市をめぐる理解に着目して
中川雄大
東京大学大学院学際情報学府修士論文 2020年1月
「都市計画」の歴史社会学──戦間期東京が描いた近代都市の理想と現実
( 担当: 単著)
青土社 2026年4月
無印都市の社会学Ⅱ──どこにでもある日常空間をもっとフィールドワークする
近森高明, 工藤保則( 担当: 分担執筆 範囲: コラム「反転する地域性に出会う(ローカルチェーン店)」「芝生が演出する「お行儀のよい」パブリック・スペース(公園/緑地)」)
法律文化社 2026年2月
検証 コロナと五輪──変われぬ日本の失敗連鎖
中川雄大, 林凌, 宮地俊介( 担当: 分担執筆 範囲: 第4章:止まらぬ五輪を前に:世論「分断」とマスメディア報道)
2021年12月
帝都復興計画に期待した女性たち――都市計画と婦人運動の接近と別離
中川雄大
現代思想:総特集関東大震災100年 51 ( 10 ) 137 - 150 2023年8月
コンクリートブロック建築と戦後日本 招待
都市の社会・文化地理学研究グループ第20回研究会〔2025年日本地理学会春季学術大会〕 2025年3月
用途地域制導入についての社会史的検討 浅野セメント深川工場に注目して
中川雄大
2020 年度日本建築学会大会(関東)学術講演会
Materiality, Affect, and Self-Help: The Trajectory of Concrete Block Housing in Postwar Japan
RC21 Vienna 2026 (Inequalities and the City) 2026年7月
戦後日本を再建する──非都市部におけるブロック建築のポストコロニアル的背景とセルフビルド
中川雄大
第98回日本社会学会大会 2025年11月
「モノ」から都市を考える
中川雄大
2025年日本都市社会学会大会ラウンドテーブル(司会・趣旨説明) 2025年9月
社会学からみた舗装の魅力 招待
中川雄大
第30回舗装工学講演会パネルディスカッション「異分野から見た舗装の魅力」 2025年8月
「みどり」を求めるモールたち:「ウェルビーイング」な再開発をめぐって
中川雄大
シンポジウム「令和アーバニズムと『再帰的モール化』の社会学―『モール化する都市と社会』の第二ラウンド」 2025年7月
コンクリート(ブロック)建築と戦後住宅政策
第97回日本社会学会大会 2024年11月
コメント
中川雄大
日本都市社会学会シンポジウム「都市社会学の境界を「不可視」から再審する」 2024年9月
コメント(社会学の立場から) 招待
中川 雄大
2024年日本建築学会パネルディスカッション 「都市の物質性は都市史研究に何を提起しうるか」 2024年8月
Women’s Expectations of Imperial Reconstruction Planning at Tokyo: A Gender Historical Approach to Urban Planning in Prewar Japan
Yudai Nakagawa
20TH BIENNIAL CONFERENCE OF THE INTERNATIONAL PLANNING HISTORY SOCIETY 2024年7月
インターセクショナリティと都市の資源をめぐる政治
中川雄大
第41回日本都市社会学会 2023年9月
「帝都復興」における「復旧」と「復興」の論理
中川雄大
第95回日本社会学会大会 2022年11月
ポスト東京五輪を考える――東京2020から札幌2030 へという流れをいかに捉えるか
中川雄大
Cultural Typhoon 2022 2022年9月
帝都復興の担い手は誰か―― 区画整理における「市民」をめぐる論理に着目して
中川雄大
第94回日本社会学会大会 2021年11月
Rethinking the Concept of “Fukko” in the Imperial Capital Reconstruction Plan
Yudai Nakagawa
2021 NCCU-SNU-UT JOINT SYMPOSIUM 2021年10月
「場末」を見いだす――戦前期東京の周縁部に着目して
中川雄大
関東都市学会 2021年5月
神田の歴史と未来:「神田」冠称に着目して
中川雄大
国際シンポジウム 東亰新論:オリンピックの後にあったもの 2020年11月
市政学的実践と都市研究会――パブリック・リレーションズの観点から
中川雄大
2020年度マス・ コミュニケーション学会春季大会 2020年6月
都市計画と都市形成――明治期東京における移転の論理から
中川雄大
第 92 回日本社会学会 2019年10月
「都市」理解の形成――1920年代の『都市公論』と宣伝活動に注目して
中川雄大
計画行政学会主催第13回若手研究交流会 2019年3月
第28号日本都市学会論文賞
2024年10月 日本都市学会 「「場末」を記述するーー1910~30年代東京の周縁部に着目して」『関東都市学会年報』(23)
第9回日本都市社会学会若手奨励賞(論文の部)
2022年9月 「都市計画導入期における「都市」概念の普及過程――都市計画当局の実践に対する学習論からの分析」『社会学評論』
専攻長賞(コース優秀論文)
2020年3月 東京大学大学院学際情報学府 「都市計画」の歴史社会学―明治・大正期東京の都市をめぐる理解に着目して
優秀賞
2019年3月 計画行政学会主催第13回若手研究交流会 「『都市』理解の形成――1920年代の『都市公論』と宣伝活動に注目して
「手入れ」による都市基礎の形成に関する研究 −新宿における身体的実践を対象に−
2026年4月 - 2027年3月
第一生命財団 奨励研究
齋藤直紀, 井上岳, 江尻悠介, 中川雄大
担当区分:研究分担者
灰色の開拓:戦後北海道の人間・モノ・動物を再編するコンクリートによる都市化
2025年4月 - 2030年3月
日本学術振興会 若手研究
令和アーバニズムと「再帰的モール化」の社会学的研究:都心部商業施設の「なめらかな洗練」を手がかりに
2024年10月 - 2025年10月
公益財団法人 三菱財団 2024年度三菱財団人文科学研究助成
近森高明, 関駿平, 中川雄大, 鍋倉咲希, 水田綾奈
担当区分:研究分担者
「コンクリート」の社会史――日本の都市化を促した物質の採掘と普及に着目して
研究課題/領域番号:23K1884 2023年8月 - 2025年3月
日本学術振興会 研究活動スタート支援
「都市計画」の歴史社会学
2021年10月 - 2022年9月
松下幸之助記念志財団研究助成
「都市計画」の歴史社会学――戦前期東京の「緑地」をめぐる統治と権利から
2021年4月 - 2023年3月
日本学術振興会特別研究員
都市計画の歴史社会学―civicの歴史的変遷に着目して
2020年4月 - 2021年3月
大林財団 2019 年度奨励研究助成
専門社会調査士(第A-000887号)
2023年6月
社会調査士(第029861号)
2018年6月
アニメ作品内における世界観設定の開発支援業務
役割:助言・指導, 情報提供, 調査担当
2024年1月 - 2024年7月
UTalk
役割:運営参加・支援
東京大学情報学環福武ホール 2018年11月 - 2023年3月
株式会社ZOZO NEXT Fashion Tech News リレーコラム Fashion / Technology 2022年11月