学位
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学士(国際関係学) ( 津田塾大学 )
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修士(学術) ( 東京大学 )
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Dr. phil. ( グラーツ大学 )
2026/03/07 更新
学士(国際関係学) ( 津田塾大学 )
修士(学術) ( 東京大学 )
Dr. phil. ( グラーツ大学 )
オーストリア史
記憶文化史
マイノリティ
Austrian History
History of Cultural Memory
Minorities Studies
国民社会主義/ナチズム
人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史
東京大学 総合文化研究科 地域文化研究専攻
1996年4月 - 2001年3月
国・地域: 日本国
グラーツ大学 Die Geisteswissenschaftliche Fakultät Geschichte
1996年10月 - 2000年2月
国・地域: オーストリア共和国
東京大学 総合文化研究科 地域文化研究専攻
1993年4月 - 1996年3月
国・地域: 日本国
津田塾大学 学芸学部 国際関係学科
1989年4月 - 1993年3月
国・地域: 日本国
明治大学 文学部 専任教授
2018年4月 - 現在
国際基督教大学
2016年9月 - 2016年11月
国際基督教大学
2015年9月 - 2015年11月
明治大学 文学部 専任准教授
2014年4月 - 2018年3月
関西学院大学
2010年4月 - 2010年9月
関西学院大学
2009年4月 - 2009年9月
関西学院大学
2008年4月 - 2008年9月
神戸大学 全学共通教育部 非常勤講師
2007年10月 - 2008年2月
神戸市外国語大学
2006年4月 - 2006年9月
龍谷大学
2004年10月 - 2005年3月
大阪大学 大学院言語文化研究科 助教授・准教授
2004年4月 - 2014年3月
立命館大学
2004年4月 - 2005年3月
神戸大学
2003年4月 - 2003年9月
大阪大学 言語文化部・大学院言語文化研究科 専任講師
2001年4月 - 2004年3月
日本西洋史学会
東欧史研究会
西洋近現代史研究会
現代史研究会
国際リンツ会議
現代史研究会 運営委員会委員長
2016年10月 - 2017年9月
団体区分:学協会
現代史研究会 運営委員会委員長
2014年11月 - 2015年10月
国際リンツ会議 国際幹事
2009年8月 - 2016年8月
ヨーロッパ :現代: 一般(二〇二四年の歴史学界 : 回顧と展望) 招待
水野博子
史学雑誌 134 ( 5 ) 884 - 887 2025年5月
オーストリア併合(アンシュルス)をめぐる合意調達のポリティクス・序説―史学史的検討を中心に―
水野博子
駿台史学 ( 177 ) 197 - 227 2023年3月
水野 博子
世界 ( 952 ) 266 - 269 2022年1月
解放と社会的統一の概念としてのVolk : E.シャルフにみる社会民主党「左派」の思想を手がかりに (2020年度小シンポジウム 近現代の中・東欧におけるPopulusをめぐって)
水野 博子
東欧史研究 = The Journal of East European studies ( 43 ) 98 - 108 2021年3月
「民主主義とは何か、根源的な問い――政治文化史にも踏み込もうとする意欲的な仕事――」(書評:近藤孝弘『政治教育の模索』名古屋大学出版会、2018年) 招待
水野博子
『図書新聞』 ( 第3376 ) 6 - 6 2018年11月
戦後初期オーストリアにおける国民形成のダイナミズム――戦争犠牲者援護政策にみる妥協の論理 招待
思想 2018年8月号 ( 1132 ) 126 - 147 2018年7月
オーストリア国民の条件―ファシズムの犠牲者のための補償・保障政策を例に― 査読
水野博子
駿台史学 ( 162 ) 181 - 215 2018年2月
国民の境界をまたぐ人びと―オーストリア・ブルゲンラント・ロマを例に― 査読
水野 博子
駿台史学 ( 159 ) 115 - 152 2017年2月
消防団の戦争――第一次世界大戦期オーストリアの経験と遺産―― 査読
水野 博子
駿台史学 ( 第154号 ) 113 - 145 2015年3月
Die Überwindung der Moderne“?: Die Krisenlösung der 1930er Jahre in Japan“ (Teil II)
『〈文化〉の解読(14)――文化と公共性――』(言語文化共同研究プロジェクト2013) 11 - 20 2014年5月
Die Überwindung der Moderne“?: Die Krisenlösung der 1930er Jahre in Japan“ (Teil I)
『〈文化〉の解読(13)――文化とコミュニティ――』(言語文化共同研究プロジェクト2012) 11 - 20 2013年6月
「《神の誉れとなり、隣人の守りとならん》――近代オーストリアの有志消防団にみる郷土愛の醸成と帝国ナショナリズム――」 査読
本論文は, 世紀後半以降, ハプスブルク君主国, ライタ以西, 全土に普及した有志消防団の実態と歴史的意義を検討した実証研究である。ここでは消防団エリートが描いた理想と現実との「ズレ, に着目し, 日々の活動を介して醸成された, 郷土愛」が, やがて「帝国ナショナリズム」へと接続する様子を明らかにした。そして, 官」と「民」のはざまで, 消防団が体制に接近せざるを得ない論理とメカニズムの解明を試みた。
『東欧史研究』第35号 (東欧史研究会), pp. 25-43. ( 35 ) 25 - 43 2013年3月
戦後オーストリアにおける戦犯追及のゆくえ : 国家反逆罪と人民裁判 査読
水野 博子
歴史学研究 ( 896 ) 1 - 21, 52 2012年9月
戦後初期オーストリアにおける戦犯追及──占領軍当局による訴追を中心に──
『〈文化〉の解読(12)──文化と歴史/物語──』 23 - 37 2012年
「新自由主義のオーストリア」 招待 査読
『ドイツ研究』 ( 第44号 ) 93 - 115 2010年3月
英雄か、犠牲者か―オーストリア黒十字にみる戦没者の追悼と顕彰の行方― 査読
本論文は, 第一次世界大戦後に結成された戦没者墓地維持団体であるオーストリア黒十字協会の活動を歴史的に明らかにしたものである, とりわけ同会, 会報, の詳細な検討を通して, 戦間期には英雄視されていた戦没者が第二次世界大戦後になると犠牲者として再定義される様子を検討した, その結果, 記念碑に投影された戦没者の記憶は, 英雄=犠牲者として政治的, 時間的規程要素を超越したところに形成されることを論じた。
Quadrante~クァドランテ : 四分儀~ 地域・文化・位置のための総合雑誌 No.9 281 - 312 2007年3月
161 オーストリアにおける労働者の反ファシズム闘争(1934年2月) 査読
『世界史史料10 20世紀の世界I ふたつの世界大戦』 第10巻 266 - 268 2006年12月
記憶のポリティクス――「マウトハウゼン」をめぐる過去、現在、未来――
『言語文化共同研究プロジェクト2004 記憶の生態学研究』 2005年4月
「歴史認識をめぐる闘争―「スタンダード化」するヨーロッパの歴史認識を超えられるか―(コメント)」 招待
『立命館大学紀要 立命館言語文化』 15巻 ( 第2号 ) 43 - 47 2003年12月
記憶と忘却の相克を超えて
『言語文化共同研究プロジェクト2002 文化の解読(3)――文化の政治性/政治の文化性』 1 - 11 2003年4月
戦後初期オーストリアにおける「アムネスティー(恩赦・忘却)政策」の展開 査読
オーストリアの戦後は, 従来, 自国の元ナチを社会的に排除した時代であると理解されてきた。しかし本稿が示したように, 戦後初期から恩赦による小物ナチ(元ナチ, の再統合と過去の忘却を試みる政策が追求されていた。アムネスティー政策とは恩赦と忘却を同時に促進する政策として捉えるべきであり, この過程を経て, 加害者, 共犯者としての小物ナチの多くが, 犠牲者国民, へと統合されたことを明らかにした。
東欧史研究 24 ( - ) 3 - 26 2002年3月
Die Länderkonferenzen von 1945 und die NS-Frage 査読
Zeitgeschichte Jg. 28 ( H. 5 ) 241 - 253 2001年10月
ドイツ国民の境界 : 近現代史の時空から
水野, 博子, 川喜田, 敦子( 担当: 共編者(共編著者))
山川出版社 2023年11月 ( ISBN:9784634672581 )
戦後オーストリアにおける犠牲者ナショナリズム : 戦争とナチズムの記憶をめぐって
水野, 博子
ミネルヴァ書房 2020年3月 ( ISBN:9784623088621 )
「オーストリア国民の記憶文化―反ファシズムから戦争の犠牲者へ―」
石田勇治, 福永美和( 担当: 単著)
勉誠出版 2016年8月
教養のための現代史入門
小澤卓也, 田中聡( 担当: 監修)
ミネルヴァ書房 2015年6月 ( ISBN:9784623072637 )
"Creating a Victimized Nation: The Politics of the Austrian People's Courts and High Treason"
Jie-Hyun Lim, Barbara Walker(ed( 担当: 単著)
Palgrave Macmillan: Basingstoke/New York 2014年1月
"Between Liberalism and National Socialism: The Historical Role of Volunteer Firemen Associations in Austria as a Public Sphere"
Michael Kim, Michael Schoenhals, Kim Yong-Woo(e( 担当: 単著)
Palgrave Macmillan: Basingstoke/New York 2013年11月
"Japan's Way Out of the Crisis of the 1930s as a Strategy for Overcoming Modernity"
Helmut Konrad, Wolfgang Maderthaner(eds, Berghahn Books, New York, Oxford( 担当: 単著)
2013年6月
ハプスブルク史研究入門――歴史のラビリンスへの招待――
大津留厚, 河野淳, 岩崎周一との共編著( 担当: 監修)
昭和堂 2013年5月 ( ISBN:9784812213155 )
"Die Hand zur Versöhnung ist geboten.": Die Reintegration der ehemaligen Nationalsozialisten in Österreich am Beispiel der Amnestiepolitik 1945-1948
Karin M. Schmidlechner, et, al( 担当: 単著)
Böhlau: Wien/Köln/Weimar 2008年2月
「「マイノリティ」を「保護」するということ――国際連盟によるシステム化と支配の構図」, pp. 35-60.
高橋秀寿, 西成彦編( 担当: 単著)
人文書院 2006年3月
Die japanische >>Erinnerungskultur<< an den >>Heiligen Krieg<< am Beispiel des >>Gedächtnisortes<< Yasukuni-Schrein
( 担当: 単著)
Leipzig 2001年
「光と影のオーストリア――モーツァルトとヒトラーを手がかりに」 招待
水野博子
千葉県日独協会オンライン講演会 2024年7月
「オーストリアの記憶をたどる」 招待
水野 博子
映画「ユダヤ人の私」特別レクチャー 2021年12月
1945年以後のオーストリアにおける国民創出の試み ――戦争犠牲者援護政策を例に――
第67回日本西洋史学会 2017年5月 第67回日本西洋史学会準備委員会
書評報告(ヘルムート・ラインアルター著増谷英樹・上村敏郎訳『フリーメイソンの歴史と思想――「陰謀論」批判の本格的研究』について)
東欧史研究会・現代史研究会合同12月例会合評会 2016年12月 東欧史研究会・現代史研究会
コメント報告(Andrea Strutz, „Der Umgang mit den Opfern des Nationalsozialismus in Österreich nach 1945 am Beispiel der Opferfürsorge„について)
ハプスブルク史研究会2016年度11月例会 2016年11月 ハプスブルク史研究会
„Soziale Integration oder nationaler Kompromiß?: Zur Entwicklung der österreichischen Kriegsopferversorgungspolitik nach 1945“ 国際会議
KONSTRUKTIVE UNRUHE 2016年6月 Österreichischer Zeitgeschichtetag 2016 | Graz
Das Europabild in Japan 招待
Forum: Die Kultur Europas – Eine Vision? 2016年5月 Land Steiermark, Austria
Limits and Possibilities of Transnational Approaches: Brief Remarks on the Transnational Challenges to National History Writing, vol. IV 招待 国際会議
Review Forum for the Writing the Nation Series 2016年4月 CGSI at Sogang University
「オーストリア国民の境界とマイノリティ――ブルゲンラント・ロマを例に――」
水野博子
2015年度駿台史学会大会シンポジウム 2015年12月 明治大学駿台史学会
オリヴァー・ラートコルプ氏講演会・解説及びコメント報告(”Coming to Terms with the Past: Austria’s National Socialist Legacies and Post-War Restitution”について)
オリヴァー・ラートコルプ氏講演会 2015年6月
「オーストリアの少数者たち―ブルゲンラント・ロマを例に―」 招待
神戸大学文学部ドイツ文学専修主催特別ワークショップ 2015年3月 神戸大学文学部ドイツ文学専修主催
「オーストリア有志消防団の活動にみる第一次世界大戦の経験」
2014年度駿台史学会大会シンポジウム報告 2014年12月 明治大学駿台史学会
報告(大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門――歴史のラビリンスへの招待』(昭和堂,2013 年)について)
東欧史研究会・西洋近現代史研究会7月合同例会合評会 2014年7月 東欧史研究会・西洋近現代史研究会
コメント(長沢優子報告「戦間期のドイツ・オーストリアの合邦運動―文化的「同一化」政策を中心に」について)
現代史研究会例会 2012年4月 現代史研究会
「神の誉れとなり、隣人の守りとならん。オーストリア有志消防団協会にみる自由主義の経験」
中部ヨーロッパにおける自由主義の比較史研究会;科学研究費補助金(基盤研究B)「新自由主義の歴史的展開に関する比較史的考察」(研究代表者:小澤弘明)に関する研究会 2009年6月 千葉大学小澤弘明
「神の誉れとなり、隣人の守りとならん。オーストリア有志消防団協会にみる自由主義の経験」
第59回日本西洋史学会近代史部会個別報告 2009年6月 第59回日本西洋史学会
„Die japanische Krisenlösung der 30er Jahre als „Überwindung der Moderne““
50 Jahre VGA: Symposion Routes into Abyss? Vor dem Abgrund: Krisen und Krisenlösungsstrategien in den 1930ern, 12. &13. Februar 2009 2009年2月 VGA
「戦後オーストリアにおける戦争犯罪者裁判の行方――人民裁判を中心に」
ドイツ現代史研究会, ハプスブルク史研究会合同例会 2008年12月 ドイツ現代史研究会, ハプスブルク史研究会
「戦後オーストリアの国民統合と戦争犯罪者裁判―人民裁判の行方―」
科学研究費補助金(基盤研究B)「新自由主義の歴史的展開に関する比較史的考察」(研究代表者:小澤弘明)に関する研究会 2008年7月 千葉大学小澤弘明
「英雄と犠牲者のはざまで―墺日両国における戦争の記憶文化の諸相」
社会思想史学会大会 2007年10月 社会思想史学会
Protecting Hometown: Austrian "Volunteer Firefighters Associations as a Public Sphere"
5th RICH-Conference, Mass Dictatorship and Modernity 2007年6月 RICH, Hanyang University, Seoul
「国際連盟による「マイノリティ保護」政策―なぜ「ドイツ人」が問題となるか―」」
「EU拡大後のエストニア・ラトヴィアにおける国家統合と複合民族社会形成に関する研究」(研究代表者:橋本伸也),2006年度第1回公開研究会 2006年7月 (橋本伸也)
„Die NS-Vergangenheit und deren Erinnerungskultur in Österreich“ 招待
Gastvortrag an der Karl-Franzens-Universität Graz 2005年12月 Helmut Konrad, Universität Graz
„Zwischen „Zwang“ und „Konsens“ unter besonderer Berücksichtigung der „Freiwilligkeit“ der Freiwilligen Feuerwehr Hohenems“ 国際会議
24. Österreichischer Historikertag 2005年9月 Österreichischer Historikertag
コメント報告(大津留厚他著『民族(近代ヨーロッパの探求⑩)』(ミネルヴァ書房, 2003年)について)
関西ドイツ現代史研究会12月例会発表会 2003年12月 関西ドイツ現代史研究会
From "Victimized People" to "Nationalized Victims"?: Austrian NS- and Wartime Experiences as a Part of Culture of Memory
International Conference of Mass Dictatorship 2003年10月 RICH, Hanyang University, Seoul
「戦後オーストリアにおける「記憶の文化」」
近代ヨーロッパ社会史研究会例会 2003年9月 近代ヨーロッパ社会史研究会
「戦後オーストリアにおける「記憶の文化」の形成―「記憶の場」としてのマウトハウゼン元強制収容所跡記念施設をめぐって―」
科学研究費研究プロジェクト「記憶と記録の研究会」(研究代表者:小山哲)主催ワークショップにおける研究報告 2003年3月 科学研究費研究プロジェクト「記憶と記録の研究会」(研究代表者:小山哲)主催
「歴史認識をめぐる闘争― 「スタンダード化」するヨーロッパの歴史認識を超えられるか―」(コメント)
立命館大学連続講座「国民国家と多文化社会」第13シリーズ「東欧世界は20世紀をどう生きたか?」第2回「歴史―教科書問題」 2002年11月 立命館大学連続講座「国民国家と多文化社会」第13シリーズ「東欧世界は20世紀をどう生きたか?」第2回「歴史―教科書問題」
「オーストリアにおける「記憶の文化」形成について―「記憶の場」としてのマウトハウゼン元強制収容所跡を中心に―」 招待
東京大学DESK現代史フォーラム特別講演会報告 2001年11月 東京大学DESK現代史フォーラム
Die österreichische Amnestiepolitik 1945-1957
東京大学DESK現代史フォーラム特別講演会報告 2001年2月 東京大学DESK現代史フォーラム
「戦後初期オーストリアにおける「記憶政策」の展開―「アムネスティー(忘却・恩赦)政策」を中心に―」
現代史研究会第385回例会 2000年9月 現代史研究会
Die japanische >>Erinnerungskultur<< an den >>Heiligen Krieg<< am Beispiel des >>Gedächtnisortes<< Yasukuni-Schrein 国際会議
36. Linzer Konferenz 2000年9月 ITH
「戦後初期オーストリアにおける元ナチ再統合政策―恩赦(アムネスティー)法を中心に―」
東欧史研究会6月例会 2000年6月 東欧史研究会
「オーストリアにおける「過去の克服」―戦後初期におけるアムネスティー政策と元ナチの再統合―」
日本西洋史学会大会報告 2000年5月 日本西洋史学会
Ähnlichkeiten und Grundsätze der Aufarbeitung von Zeitgeschichte Österreich-Japan
GEFAS Steierrmark Forschungsprojekt, Storyline―Klassenzimmer als Treffpunkt der Generationen, Endpräsentation 1998年2月 GEFAS Steierrmark
Hiroko Mizuno
2018年11月
「国家の長い影の考察とミクロな視点からの社会構造史(エルンスト・ハーニッシュ著岡田浩平訳ウィーン/オーストリア二〇世紀社会史1890-1990、三元社、2016年書評)」
2017年10月
青いウィーン
2016年1月
大阪大学共通教育賞
2003年 大阪大学
水野博子
都市の中のグローバル・コロニアリズム―住環境の史的変遷にみる二重の不平等と移入民
研究課題/領域番号:23K21980 2022年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
水野 博子, 穐山 洋子, 小澤 弘明, 浜崎 桂子, 荒又 美陽, 佐藤 公紀, 姉川 雄大, 渡邊 昭子
配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )
2023年度は本研究計画の2年目として、二重の不平等のうち、特に空間的不平等を重視し、社会都市化の過程で行われた三市それぞれの都市改造と住環境の変遷を跡づけることに重点を置いて作業を進めた。その際、移入民集住地域の住環境について以下のような調査・検討を進めた。1. べルリンについては、在外研究で長期滞在中の浜崎桂子氏が現地調査を行い、クロイツベルク地区の空間的な不平等の歴史的状況と、その是正のために様々な社会運動が行われた時代について、文学的観点からの空間把握に努めた。2. ウィーンについては、水野博子が、特にRaceの時代における都市改造の問題を集中的に調査した。また、水野は、2024年3月にウィーンに調査に赴き、文献資料の収集と並んで、旧ユーゴ出身者の小規模な自営の商店主を新たにインフォーマントとして獲得し、本格的なインタビュー調査に向けた準備を行った。3. ブダペシュトについては、同都市の歴史に造詣の深い姉川雄大氏(長崎大学)を招聘し、社会的格差の構造がどのように都市空間に現れていたのかについて、集中的な議論を行った。建物の出入口や通路などのつくりにおいても、すでに社会階層上の差別化が明確に行われていたことが提示された。これにより、先行して研究を進めたウィーン、ベルリンと並んで、ブダペシュトに関しても本格的な検討を開始した。
三都市の事情を分析する際に留意した点は、22年度に確認したように、コロニアリズムをグローバルな移動という観点から考察し、コロニアルな支配―被支配の関係を流動的かつ越境的に捉えるという分析視角であり、24年度以降も引き続き検討していく予定である。
そのほか、2023年7月に研究会を実施し、上記姉川氏の研究報告に加え、分担者及び協力者全員が構想発表を行ない、研究対象とする都市、扱う時代、アプローチ方法などに関する情報共有を行なった。
都市の中のグローバル・コロニアリズム―住環境の史的変遷にみる二重の不平等と移入民
研究課題/領域番号:22H00708 2022年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
水野 博子, 穐山 洋子, 小澤 弘明, 渡邊 昭子, 浜崎 桂子, 荒又 美陽, 佐藤 公紀
配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )
青いウィーンにみる「最底辺」社会層の生活史―「下」からのグローバルヒストリー研究
研究課題/領域番号:16H03500 2016年4月 - 2020年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
水野 博子, 小澤 弘明, 木村 真, 江口 布由子, 鈴木 珠美, 藤井 欣子, 古川 高子, 山崎 信一
配分額:18850000円 ( 直接経費:14500000円 、 間接経費:4350000円 )
本研究の目的は、社会民主主義的な「赤いウィーン」から新自由主義的な「青いウィーン」へと変容する史的展開を、「最底辺」社会層――とくに定住化した「移民的背景を持つ人びと」――の生活史に着目して検討し、下からのグローバルヒストリーを考察することを主眼とした。調査は主としてバルカン地域出身の住民らをめぐる、都市内部の生活空間の歴史的変遷、統計資料分析、個々のインタヴューなどを通して行なった。その結果、移民系貧困層がウィーン市の労働市場を規定する一方で富裕層向けサービス産業市場を支えていることを明らかにした。その中で移民系住民は、「われわれの言語」戦略を通して文化的「共生」を図っていることがわかった。
戦後オーストリアにおける戦争犠牲者援護法の制定過程と国民福祉に関する研究
研究課題/領域番号:15K12943 2015年4月 - 2019年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
水野 博子
配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )
本研究の目的は、戦時中ナチ体制下に置かれ、戦争経済システムへと統合されていたオーストリアが、国家再建・国民統合を進める際にどのような戦後補償制度を整備したかを明らかにすることにあった。とくに、戦争時の爆撃や出兵によって被害を受けた者とその遺族など国民の大部分を包含する立法であった「戦争犠牲者援護法」の制定過程に着目し、主に未刊行資料の調査を通して、「戦時福祉」から「国民福祉」へと転換する筋道とその論理を中心に探究した。その結果、WWI期とWWII期の戦争犠牲者が「オーストリア国民」として一つに統合される一方、ユダヤ系のように「人種」的に迫害された犠牲者らが排除されていくことがわかった。
シンティ・ロマの迫害と「反ツィガニズム」に関する歴史学的研究
研究課題/領域番号:25284143 2013年4月 - 2017年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
石田 勇治, 穐山 洋子, 磯部 裕幸, 川喜田 敦子, 辻 英史, 増田 好純, 水野 博子, 平松 英人, 猪狩 弘美, ゼーベル シュテファン
配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )
本研究でいう「反ツィガニズム」は、歴史上の概念である反セム主義(人種論的反ユダヤ主義)を念頭におく分析概念であり、かつて「ツィゴイナー」と、現在ではシンティ・ロマと呼ばれる民族的少数派に対する、近代国家あるいは多数派社会の偏見と無理解に基づく敵対的な意識・言説・行動を表している。この概念によって析出される多様な歴史事象には、反セム主義と同様、移りゆく市民社会の包摂と排除の論理が貫通し、他者=「ツィゴイナー」から区別されるべき自画像が投影されている。
20世紀オーストリアにおける地域社会の変動と国民意識の再編
2013年4月 - 2017年3月
日本学術振興会 基盤研究 B
小澤弘明
冷戦期オーストリアにおける人民裁判と戦犯訴追―国家反逆罪と国民問題
2012年4月 - 2015年3月
日本学術振興会 挑戦的萌芽研究
水野博子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:4480000円 ( 直接経費:3640000円 、 間接経費:840000円 )
本研究では、戦後オーストリアの人民裁判におけるナチ・戦犯訴追の実態について、国家反逆罪に焦点を当てて検討した。その結果、1)戦犯訴追の一環として設けられた国家反逆罪は、帝政期以来の国民問題と深く関連したものであったこと、2)内発的な冷戦対立が進み、国内の政治的布置が変容するするにつれ、戦犯の免罪が可能となったこと、3)これらの政策は、オーストリア国民の再形成過程の一部として理解できること、を明らかにした。
近代オーストリアの自由主義と郷土愛の醸成における有志消防団協会の歴史的役割
研究課題/領域番号:19652070 2007年4月 - 2009年3月
日本学術振興会 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
水野博子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:3200000円 ( 直接経費:3200000円 )
本研究課題では、消防団協会の活動を通して醸成されていく郷土愛が、市民的価値としての愛国心へと転換するメカニズムについて、総合的な観点から検討を行った。その際、そうした愛国心の醸成とのかかわりにおいて、いかにして自由主義を体現していたはずの市民的ボランティア組織が、郷土の社会秩序全般を担う存在として、官憲権力に次ぐ重要な位置を占めるようになったかについて考察した。特に、郷土愛から愛国心へと読み替えられていく1900年前後の時代を中心に、収集した史料から有志消防団とドイツナショナルなアソシエーション(自発的結社)との社会関係をてがかりに分析した。そこから市民団体が愛国心を不断に醸成させる役割を担わされる論理の理解には、「規律」と「農村部」と「お金」という三つの論点が特に重要であることを突き止め、国家、国民及び市民の関係性について検討した。その結果、「官」に限りなく近い存在として、社会的政治的な認知を求
20世紀国際関係における「少数民族問題」-「少数民族保護」政策と国際連盟を中心に
研究課題/領域番号:14651072 2002年4月 - 2005年3月
日本学術振興会 萌芽研究 萌芽研究
水野博子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:2900000円 ( 直接経費:2900000円 )
本研究は1920年代の国際連盟による「少数民族保護」政策について、特にヴェルサイユ体制を基軸とした国際関係史の観点から考察することをめざした。とくに、マイノリティの「保護」という思想に内包される問題性を、水野は国際連盟の政策の観点から、また山本はロマ研究ならびに東ヨーロッパからの合衆国への移民の歴史を検討し、以下の結論を得た。
1.「保護」という思考は、家父長的なスタンスを前提とする概念であり、第二次世界大戦後に成立した国民国家を基軸とする国際関係の支配体系の根幹をなしている。
2.本研究で問題提起した「マイノリティ」の「保護」は、歴史的に見て、特に「ドイツ系住民」と「ユダヤ系住民」を中心に議論されたが、その重要な理由のひとつは「離散の民」たる歴史的発展が、一定の領土をあるアイデンティティ集団が支配することを前提に成立する国民国家体制と相いれないからである。
3.「マイノリティ」を問題にするとき、その解
1945年以後の日本・オーストリア両国における「記憶の文化」形成に関する比較研究
研究課題/領域番号:14701007 2002年4月 - 2005年3月
日本学術振興会 若手研究(A) 若手研究(A)
水野博子
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:30400000円 ( 直接経費:24700000円 、 間接経費:5700000円 )
本研究の目的は、1945年以後のオーストリアと日本の戦時期をめぐる「記憶の文化」のありかたがどのように形成され、また変容してきたかを歴史的に研究することにあった。なかでも、記憶の諸相を「個人-集団-社会」という現代的なつながりの中で考察することを試み、記憶の複数性が持つ問題性とその可能性について検討した。そのために行った研究は次のとおりである。
1.オーストリアについては、マウトハウゼン元強制収容所記念施設、戦没者記念碑群、ユダヤ人迫害についての史料収集をオーストリア本国において行い、常に相克を引き起こす複数の記憶が並存する人間社会の諸相を考察した。
2.日本については、特に、東アジア歴史フォーラムのワークショップに参加し、史学史の再検討という観点から日本の近代をめぐる歴史的記憶の形勢とその問題性について議論・検討した。また、広く「記憶の文化」という観点から阪神・淡路大震災10周年にあたって神戸市内フィー
Unter den Pilzwolken
役割:寄稿
Kleine Zeitung KleineZeitung 2025年8月
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