2026/05/09 更新

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ヤマザキ ケンジ
山崎 健司
YAMAZAKI KENJI
所属
学部 文学部 専任教授
職名
専任教授
通称等の別名
山﨑 健司
外部リンク

学位

  • 博士(文学) ( 2008年4月   筑波大学 )

研究キーワード

  • 萬葉集,大伴家持,編纂,歌群,文体,ジャンル,国風暗黒時代,古今集時代

研究分野

  • 人文・社会 / 日本文学  / 日本文学(Japanese Literature)

経歴

  • 明治大学   文学部   教授

    2012年4月 - 現在

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  • 熊本県立大学   文学部   教授

    2005年4月 - 2012年3月

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  • 熊本県立大学   文学部   助教授

    2001年4月 - 2005年3月

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  • 奥羽大学   文学部   助教授

    1994年4月 - 2001年3月

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  • 奥羽大学   文学部   専任講師

    1989年4月 - 1994年3月

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  • 日本学術振興会   日本学術振興会特別研究員

    1987年4月 - 1989年3月

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委員歴

  • 上代文学会   理事  

    2025年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 上代文学会   常任理事  

    2015年4月 - 2025年3月   

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    団体区分:学協会

    編集担当、例会担当、将来問題担当

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  • 萬葉学会   編輯委員  

    1995年10月 - 現在   

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    団体区分:学協会

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  • 筑波大学日本語日本文学会   評議員  

    2015年 - 現在   

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  • 上代文学会   理事  

    2013年4月 - 2015年3月   

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    団体区分:学協会

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  • 大学基準協会大学評価分科会   評価委員  

    2009年4月 - 2010年3月   

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  • 萬葉学会   編輯委員長  

    2004年10月 - 2007年3月   

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    団体区分:学協会

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論文

  • 類型から個性へ―大伴家持のナデシコ詠を通して― 査読

    萬葉   ( 238 )   1 - 18   2025年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:萬葉学会  

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  • 書評 村瀬憲夫著『大伴家持論 作品と編纂』

    萬葉 (萬葉学会)   ( 234 )   45 - 54   2022年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • うら悲しき景―大伴家持の春愁歌の表現をめぐって― 招待

    山﨑 健司

    国語と国文学   94 ( 4 )   3 - 17   2017年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:東京大学国語国文学会・明治書院  

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  • 仙覚本における「読み」の展開-文永三年本と文永十年本の異同をめぐって- 査読

    山﨑 健司

    萬葉   ( 221 )   24 - 43   2016年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:萬葉学会  

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  • 萬葉歌の類型的表現における表現性 査読

    山﨑 健司

    文芸研究   ( 126 )   39 - 50   2015年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:明治大学文芸研究会  

    萬葉集に少なからず収録されている重出歌や類歌に対し編纂と結び付けて展開されてきた従来の研究では、当時の歌の詠み手が類歌・類句をどのように認識していたかはじゅうぶんに捉えきれていない。本論文は、類歌・類句歌をまとめて「類型的表現」と名付け、この範疇で萬葉歌の表現を分析し、当時の詠み手が「類型」に依ることをどのように考えていたかを考察したものである。

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  • 萬葉集巻第七の配列 ―諸本間の異同をめぐって― 招待

    山﨑 健司

    美夫君志   ( 88 )   15 - 28   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:美夫君志会  

    『萬葉集』巻第七において諸本間で配列順序に異同がある「詠山歌群」から1095~8、「詠河歌群」から1112~5、「羈旅歌群」から1173~7の部分をとりあげて、対立する本文系統ごとに配列上の論理を探りながら、享受の具体相を示した。

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  • 書評 錦織浩文著『高橋虫麻呂研究』を読む

    萬葉 (萬葉学会)   ( 213 )   43-50   2012年11月

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    記述言語:日本語  

    2011年4月におうふうより刊行された標記著作についての書評。

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  • 歌群から歌巻へ-大伴家持の編纂手法- 招待

    高岡市萬葉歴史館叢書23 大伴家持研究の最前線   ( 23 )   39-61   2011年3月

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    記述言語:日本語  

    2010年度夏季高岡万葉セミナーにおける標記演題による講演を論文化したもの。

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  • 村川家蔵 中島広足資料目録

    川平敏文, 鈴木元, 徳岡涼, 山﨑健司, 米谷隆史

    熊本県立大学日本語日本文学科。平成15年度、熊本県立大学学長特別交付金事業(新熊本学展開のための基礎的研究)による刊行   1-79   2004年3月

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    記述言語:日本語  

    東京在住の村川家所蔵の古文書のうち、幕末肥後の国学者・中島広足(1792-1864)関連の資料群を調査し、図版(一部)とともに目録を編纂したもの。中島広足関連の資料群には国立国会図書館蔵の弥富破摩雄旧蔵書と長崎市諏訪神社の蔵書が知られているが、本資料群は、作歌活動の早い時期からの自筆稿本を多く含み、学問的交流の跡を示す書き入れ・評言、月次歌題の覚書や書状などの私的な記録など、前記の資料群を補う独自の価値を有している。

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  • 〈庭爾落〉考-「落」の語の表現性をとおして-

    国文研究 (熊本県立大学)   ( 49 )   1-18   2004年3月

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    記述言語:日本語  

    萬葉集巻第十九の巻頭、家持が桃李を詠んだ2首のうち、李を詠む第二首(4140)の第三句「庭爾落」については、ニハニチルと訓み李の花が散っていると解するものと、ニハニフルと訓みはだれの雪が降り積もっていると解するものと、二通りの解釈が行われ、いまだに決着していない。本稿は、チルともフルとも訓みうる「落」の語について、花と結びつく場合と雪と結びつく場合のそれぞれを分析し「庭にフルはだれ」と訓むべきことを論じた。

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  • 「白鳥」の訓など 査読

    山崎 健司

    萬葉 (萬葉学会)   ( 182 )   41-55 - 55   2002年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:万葉学会  

    「白鳥」の訓について、シラトリ・シロトリの両方の可能性を考え、「白~」の形をもつ上代の複合語の用例を通してシラ~とシロ~とに機能的な差異を見出せるかどうかを検討した結果、両者の間にいわゆる母音交替の現象とは違う意味上での用法の区別があり、色彩上の本性あるいは賞美の対象として白いイメージが想起される場合にはシラ~、様々な形状が想起される中から白の要素を選択した場合にはシロ~となる傾向が認められた。

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  • 新撰萬葉集女郎花の部の形成-宇多上皇周辺における和歌の享受- 査読

    山崎 健司

    国語国文 (京都大学国語学国文学研究室)   59 ( 03 )   1 - 16   1990年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:中央図書出版社  

    新撰萬葉集増補本下巻のみに存する女郎花の部について、撰集資料に対しいかなる配列上の工夫を施したかに注目して形成過程を検討した結果、前半は昌泰元年の女郎花合から時をおかずに形成され、ややおいて後半の歌群が形成されたこと、そしてその形成の過程と多様な配列上の工夫には、古今集成立前夜の宇多上皇周辺における和歌享受の一端がはっきりと示されていることを明らかにした。

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  • 新撰萬葉集の形成-下巻を中心として- 査読

    山崎 健司

    萬葉 (萬葉学会)   ( 127 )   20 - 42   1987年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:万葉学会  

    新撰萬葉集上巻について考察した「萬葉」第117号所載稿に続き、本稿では撰集資料である歌合との関係が上巻とは異なり、伝本間の異同も大きい下巻について改めて詳細に分析を加えた結果、所謂「原撰本」以前にすでに段階的に形成されていたことを突き止め、「原形本」から「原撰本」「流布本(増補本)」に至る各段階の編纂の内容を明らかにし、上下巻にそれぞれ付載された序文との関係にも言及した。

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  • 新撰萬葉集と菅原道真-上巻における和歌と漢詩の或る場合- 査読

    山崎 健司

    日本語と日本文学 (筑波大学国語国文学会)   4 ( 4 )   1 - 10   1984年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:筑波大学  

    新撰萬葉集は菅家萬葉集とも呼ばれ、菅原道真が編者に擬せられてきた。形成の初期に執筆されたと考えられる上巻序文によれば、上巻の漢詩の一部に道真の作を含むことが示唆されるが、いずれが彼の作かを検出することは容易ではない。本稿は、一つの漢詩に伝本によって二つの和歌が存在する唯一の例を通し、漢詩がどの時点で作られたかを特定し、道真が関与した可能性についての見通しを述べた。

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  • 新撰萬葉集の形成-上巻第一次編集本の復原- 査読

    山崎 健司

    萬葉 (萬葉学会)   ( 117 )   17 - 42   1984年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:万葉学会  

    寛平御時后宮歌合の歌を中心に、各歌を訳した漢詩を併載する『新撰萬葉集』の成立を上巻の序文は寛平五年とするが、序文の内容と歌集の内部には矛盾が多い。本稿は従来の研究が外部徴証に安易に依存してきたことを批判し、歌の配列における統一的方針の存在、除外された歌合歌の共通性、歌合以外からの補入歌の性格等の内部徴証に着目して、「第一次編集本」を想定・復原し、段階的にいかなる編集が行われたかを推定した。

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  • 大伴家持と佐保の家

    NHK日めくり万葉集   ( 14 )   71   2011年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:講談社  

    2011年5月にNHK教育テレビで放送された「日めくり万葉集」のムック版テキストに執筆したコラム。

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  • 小野老はどんな人か

    NHK日めくり万葉集   13   12   2011年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:講談社  

    2011年3~4月にNHK教育テレビで放送された「日めくり万葉集」のムック版テキストのコラム。
    「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」(巻3・328)の作者・小野老についての解説。

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  • 萬葉集巻第十七から第十九の歌群-家持の越中国守時代における歌稿と編纂-

    山崎 健司

    熊本県立大学文学研究科論集   1 ( 1 )   49 - 76   2008年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:熊本県立大学  

    大伴家持と大伴池主の交流の中で、池主が家持をリードしている面があることをふまえ、家持の越中時代の歌を収録する巻第十七~十九各巻を見直した結果、巻第十七と十八の歌群の差異が、単に池主の越前転出による内容的なものに限定されるものではなく、歌稿の取り扱いそのものが変化していることに思い至る。表記の面で孤立する巻第十九に対し、一括して論じられることが多い巻第十七と十八だが、各巻それぞれに独立した面があることを明らかにした。

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  • 上代専攻の一会員から

    和歌文学研究 (和歌文学会)   ( 92 )   2-3   2006年6月

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    記述言語:日本語  

    和歌文学会創設50周年記念エッセイ「未来への提言」の一編として、学会の役割として啓蒙活動と論点の集約とが求められていること、時代横断的な学会と時代や対象が限定されている学会とのあいだに、ある程度の役割分担があってよいと思われる一方、両者が合同で大会を開催する機会も持つべきではないかと、提言を行った。

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  • 古今集への途 万葉から古今へ-国風暗黒時代をめぐる一つの解釈-

    山崎 健司

    文彩   ( 2 )   18-22 - 22   2006年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:熊本県立大学文学部  

    平成17年10月2日にくまもと県民交流館パレアで行われた、「古今和歌集1100年熊本フォーラム」のプレセミナー第1回の講演内容を一般・初心者向けにまとめたもの。

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  • 萬葉集末四巻の年次標記-大伴家持の編纂手法-

    平成17年度西日本国語国文学会会報(西日本国語国文学会)   2-9   2005年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    巻第十七以下の四巻における年次標記(「天平某年」「(元号なし)某年」など各年次の記載法)に注目し、その実態を巻ごとに分析した結果、巻第十七と十八は等質、巻第十九は年次の最初に一回だけ表記する方針は一貫するものの、家持の越中時代と帰京後とで元号の示し方に変化が見られ、巻第二十は年次最初の標記については巻第十九に同じものの、元号・干支の有無、元号の一部省略などきわめて多彩で、巻々の編纂の実態を伝えていることが明らかになった。

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  • 家持〈歌日記〉再読

    国文研究 (熊本県立大学)   ( 50 )   27-40   2005年3月

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    記述言語:日本語  

    萬葉集巻第十七~二十は大伴家持の「歌日記」としばしば称される。だが、そこには「詠作の場に家持が関与していない歌」で「享受の場への家持の関与の仕方も明確でない歌」が含まれており、その内容を吟味することによって「歌日記」の呼称が適切かどうかを考察した。結果、巻第十九までは家持との関係が一見認めにくい作品についても、作品の構想や歌群の形成の上で家持作品との関係が明らかになった。一方、巻第二十は異質であることも判明した。

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  • 人麻呂歌集七夕歌の表記-用字法から見た歌群意識-

    熊本県立大学文学部紀要   10 ( 02 )   103-122   2004年3月

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    記述言語:日本語  

    萬葉集巻第十の人麻呂歌集七夕歌の表記について、歌群の内容に呼応する形で、用字に工夫が施されていたことを明らかにした。作者不明の七夕歌群では小歌群単位で用字法が異なる場合がしばしばみられるのに対し、人麻呂歌集のそれはより大きな歌群の展開を志向して、頻回にわたって用いられる語には原則的に一定の文字が使用され、プロットの展開に応じて同訓異字によって変化をつける場合があることを指摘した。

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  • 防人歌群の編纂と家持-防人関連歌群形成の契機-

    国文研究 (熊本県立大学)   ( 48 )   1-20   2003年1月

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    記述言語:日本語  

    萬葉集巻第二十に掲載されている諸国防人歌の配列が原資料から編者家持が拙劣歌を抜き去ったままの状態か否かを検証した結果、家持は進上された防人歌の原資料に対し、拙劣な歌を除外しながら残された歌を内容によって整理し、歌群としての個性を発揮できるよう再構成していったことが推定されるとともに、こうして国単位の防人歌群が集積されるに伴って、家持は防人の心情をより深く理解するに至り、同情を寄せる歌を制作していったことが明らかになる。

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  • 平成十一年度国語国文学界の動向 上代・万葉後期

    文学・語学 (全国大学国語国文学会)   ( 169 )   15-21   2001年3月

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    記述言語:日本語  

    平成11年度の日本文学の学界動向を記述したもので、上代・万葉後期を担当。

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  • 万葉歌人の表現 第6回:東国人の詩的世界 東歌・防人歌

    月刊国語教育   19 ( 13 )   70 - 73   2000年3月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東京法令出版  

    萬葉集の中で、特定の箇所に集中して収録されている東歌・防人歌には、中央とは異質な東国の歌の集団としての特徴が見いだされる。本稿は高校の教科書に採録されている二首ずつを取り上げ、性愛の讃歌を核に据えた生活感豊かな東歌、家人との別れの苦しみをうたう郷愁に満ちた防人歌と規定し、防人歌と東歌とを重ね合わせて読解することによって、人間の普遍的な欲求をめぐる授業に展開できることを紹介した。

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  • 万葉歌人の表現 第5回:感性で捉えた世界・大伴家持

    月刊国語教育   19 ( 12 )   70 - 73   2000年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東京法令出版  

    教科書でも馴染み深い「桃李の歌」と「春愁三首」を取り上げ、漢詩の趣向を積極的に取り入れようとしていたこと、我が内側とその外側とを画する空間の捉え方、複数の歌を一連に仕立てることによって生み出される独特の時間の捉え方が見られることを紹介。連作の手法が時間とともに揺れ動く作者の感情の表現と結びついていることや、題詞・左注に示された漢詩文との親和性にも目を向けて授業に生かすべきことを論じた。

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  • 万葉歌人の表現 第4回:多様な表現形式・山上憶良

    月刊国語教育   19 ( 11 )   70 - 73   2000年1月

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    記述言語:日本語  

    「子等を思ふ歌」において、高校の授業では取り上げられることが少ない漢文序の表現についてその表現の重さを論じ、漢文序とやまとうたを併せた形式が太宰府における大伴旅人との出会いによって生み落とされたこと、「日本挽歌」ほかの作品を取り上げ、憶良が他人の立場になりきって歌うことに長じていたこと、「貧窮問答歌」などに見られる憶良独自の用語法等について、表現形式の多様性の観点から論じた。

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  • 万葉歌人の表現 第3回:新感覚派の歌人 山部赤人

    月刊国語教育   19 ( 10 )   70 - 73   1999年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東京法令出版  

    教科書にしばしば採録される山部赤人の「吉野讃歌」の反歌における長歌との関係から、赤人の長反歌制作の手法を論じ、聴覚表現に他の歌人とは異なる個性を読み取り、一般に「見る」ことをもって歌うことが多い讃歌の表現に、赤人は視覚とともに聴覚をも用いて、より動的に躍動感を込めて描写することに意義を見いだしていたことを、同時代に活躍した笠金村、車持千年らの表現と比較して論じた。

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  • 万葉歌人の表現 第2回 :伝統と創造 柿本人麻呂

    19 ( 9 )   70 - 73   1999年11月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東京法令出版  

    柿本人麻呂の多彩な表現のうち、枕詞における独創性、先行表現に対する意識、推敲による表現の精錬の様相を、「近江荒都歌」や「近江の海」のうた(266)、「石見相聞歌」などを取り上げて紹介し、人麻呂歌集や人麻呂作歌の表記における漢詩文の影響についても「春山」のうた(1890)などを取り上げて紹介して、人麻呂が伝統を意識しながら創造的であった歌人であることを論じ、古典教材を表現教材として扱いうることを論じた。

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  • 万葉歌人の表現 第1回:口誦的表現 額田王

    月刊国語教育   19 ( 8 )   74 - 77   1999年10月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:東京法令出版  

    額田王の歌を特徴づける表現として、一首の中に時間の流れを示しつつ、空間を最終的に一点に絞り込む手法を取り上げ、末尾の内容に重きが置かれていることを明らかにした。それらの共通点をもつ歌が、宮廷の公的な場で披露された巻第一「雑歌」部に集中する事実は、額田王が天皇の意を体して歌を詠む役割を担っていて、宮廷の官人集団を前に口誦で披露する形態と結びついていたことを論じ、授業においては朗読の際に留意すべきことを述べた。

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  • 萬葉集における用字意識-「零」「落」の場合-

    奥羽大学文学部紀要   ( 4 )   314-291   1992年12月

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    記述言語:日本語  

    中国伝来の漢字を古代日本人がどのように受容したか、その一端を「零」「落」2字の使い分けの様相を通して探ったもの。

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  • 追作二首の成立-なでしこ歌群と家持- 査読

    萬葉 (萬葉学会)   ( 136 )   1-22   1990年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    萬葉集巻第二十、天平勝宝七歳の防人歌群に続く部分にナデシコを詠む三つの宴席歌群があり、その末尾に「追作」と注記された家持の歌が二首ある。従来、「追作」は「追和」と同義と捉えられてきたが、家持は以前に「追和」と「追同」とを使い分けており、「追作」もまた「追和」とは違い、過去を回想し追憶を綴り合わせるようにして作品を形成する方法によっていることを明らかにした。

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書籍等出版物

  • 女性・ことば・表象:ジェンダー論の地平

    村里好俊, 山﨑健司, 半藤英明, 五島慶一, 馬場良二, 山田俊, 砂野幸稔, 坂井隆( 担当: 単著 範囲: 萬葉歌の女性表現としての「ゑむ」「ゑまふ」をめぐって)

    大阪教育図書  2017年9月  ( ISBN:9784271210498

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    総ページ数:267   担当ページ:1-30   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    平成24・25年度熊本県立大学学長特別交付金による研究プロジェクト「欧米・アジア・日本の文学と文化に見る女性ことばと女性表象の研究」の成果を収録した論集の中で、山﨑は古代日本の女性ことばの例として、萬葉歌に見られる「ゑむ」「ゑまふ」を取り上げ、その用法を中国の古典詩文ならびに日本の漢文文献との比較を通して捉えなおした。

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  • 萬葉集研究 第36集

    ( 担当: 単著 範囲: 梅花歌三十二首再読)

    塙書房  2016年12月  ( ISBN:9784827305364

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    総ページ数:344   担当ページ:53-82   記述言語:日本語   著書種別:学術書

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  • 論集上代文学 第36冊

    ( 担当: 単著 範囲: 大伴家持における体言止めの歌)

    笠間書院  2014年10月  ( ISBN:9784305002266

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    担当ページ:111-126   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    大伴家持後期の秀歌とされる作には、体言止めの歌が多く含まれている。本論文は、萬葉の時代、中世の新古今集に見られるほどには「体言止め」は方法的に確立されていなかった中で、家持が「体言止め」をどのような過程を経て、表現手法として身に付けていったのかを分析したものである。

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  • web版和歌文学大辞典

    ( 担当: 共著)

    古典ライブラリー  2013年4月 

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    担当ページ:「池主」「乙麻呂(忍坂部)」「紀女郎」「久米女王」「坂上大嬢」「坂上二嬢」「少咋」「大伴宿祢家持妹」「伝誦歌」など10項目   記述言語:日本語   著書種別:事典・辞書

    日本文学研究のための会員制検索・閲覧サイトである「日本文学web図書館」内に設けられた「辞典ライブラリー」の『和歌文学大辞典』において、上代文学関係10項目を担当執筆。

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  • くまもとの紫のはなし

    半藤英明, 鈴木元, 蓑茂寿太郎, 山田俊ほか( 担当: 共著)

    熊本日日新聞社  2011年11月  ( ISBN:9784877554057

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    担当ページ:「託馬野に生ふる紫」12-16,「紫をめぐる贈答(その1)(その2)」59-64,「紫の情に染みて」124-126   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    熊本県立大学開学65周年を記念して刊行された、シンボルカラーの紫にちなんだエッセイ集。上代文学にかかわる4篇を執筆。

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  • 大伴家持の歌群と編纂

    ( 担当: 単著)

    塙書房  2010年1月  ( ISBN:9784827301137

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    担当ページ:1-431   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    本書は、おもに萬葉集末尾四巻における大伴家持の歌群に対する認識を、編纂側の営為である題詞・左注等の書式・内容により吟味・分析しながら、それぞれの作品(歌ないし歌群)を読み直し、作歌者と歌集編纂者との両面をもつ家持特有の問題の解決を図る。各作品がどのように編纂されて歌巻として成立しているかを明らかにし、最終的には日記的な体裁をとる四巻を、『萬葉集』という総体の中でどのように読み取るべきかを考察した。

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  • 文学史の古今和歌集

    鈴木宏子, 山﨑健司, 青柳隆志, 高野晴代, 森正人, 浅田徹, 鈴木元, 久保田啓一, 徳岡涼, 竹嶋麻衣( 担当: 共著)

    和泉書院  2007年7月  ( ISBN:9784757604186

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    担当ページ:「第2章「『萬葉』から『古今』へ」37-58,「『古今和歌集』参考文献目録」229-248   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    本書は2005年に行われた「古今和歌集1100年熊本フォーラム」の成果を踏まえた古今集研究入門書。第2章では、萬葉集と古今集の連続性を確認しつつ、ふたつの歌集を隔てる150年の時間における和歌と漢詩文の動向を論じた。

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  • セミナー万葉の歌人と作品 第12巻 万葉秀歌抄

    神野志隆光・坂本信幸企画編集, 青木周平, 内田賢徳, 山﨑健司ほか120余名( 担当: 共著)

    和泉書院  2005年11月  ( ISBN:4757603347

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    担当ページ:「巻五880/882」148-9、「巻七1092/1093」178-179   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    巻五880/882と巻七1092/1093の評釈を担当。本稿はこの4首について、諸注を吟味しつつ、最新の研究成果をふまえた評釈を施した。巻五の2首は大伴旅人を送別する宴席で山上憶良が詠んだ歌、巻七の2首は柿本人麻呂歌集の中に含まれる、いわゆる「巻向」(現在の桜井市の地名)を詠んだ歌群に属する歌で、それぞれ単独で解釈するとともに、歌群の中で捉えた場合の意味にもふれることに努めた。

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  • セミナー万葉の歌人と作品 第11巻 東歌・防人歌 後期万葉の男性歌人たち

    神野志隆光, 坂本信幸企画編集, 品田悦一, 水島義治, 渡部和雄, 加藤静雄他( 担当: 共著)

    和泉書院  2005年5月  ( ISBN:4757603193

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    担当ページ:「大伴池主の天平十九年晩春の歌」233-245   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    作品別研究史と作者論を総括するシリーズの「東歌・防人歌 後期万葉の男性歌人たち」を対象とする第11巻の中で、大伴池主が大伴家持と歌を通じての交流を決定的に深めるきっかけとなった作品群を担当したもの。大伴池主「七言、晩春三日遊覧一首并序」および長短歌(3973-5)について、大伴家持との間で繰り広げられた書簡・詩歌のやりとりの中で位置づけ、漢詩文についてその表現の特質、長短歌の表現の方法を論じ、漢詩文と和歌の双方において、中国詩文・和歌の出典にこだわりながら、先行表現を積極的に襲っていることを明らかにした。

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  • 説話論集 第13集 中国と日本の説話Ⅰ

    ( 担当: 単著 範囲: 人麻呂歌集の七夕説話)

    清文堂出版  2003年12月  ( ISBN:4792413559

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    総ページ数:416   担当ページ:131-165   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    中国と日本の説話を論ずるテーマを掲げる本冊において、中国の七夕説話に由来する萬葉集の人麻呂歌集七夕歌群について担当したもの。叙述の立場と歌群の構成の仕方に留意しつつ、作者不明七夕歌群や山上憶良の七夕歌のそれと比較しつつ人麻呂歌集七夕歌群の内容に検討を加えた結果、二星逢会の次第に基づく物語的性格が強く打ち出されていること、複数の歌宴の記録に基づいてそれらを継ぎ合わせ編纂を行っていること、冒頭・末尾の各一首は特立させ、本体部は4つの歌群と補遺部からなること、各群は同一の歌宴の記録に対応する形でひとつの単位になっているとともに、編纂された本体部では、短歌の連によって二星の悲運が循環論的構成で強調されていることが判明した。

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  • セミナー万葉の歌人と作品 第4巻 大伴旅人・山上憶良(1)

    神野志隆光・坂本信幸企画編集, 村山出, 小野寛, 山﨑健司ほか計11名( 担当: 共著)

    和泉書院  2000年5月  ( ISBN:4757600461

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    担当ページ:「香椎廟奉拝の時の歌など」192-206   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    萬葉集巻第六の大伴旅人にかかわる作品群(957-961)について、神亀五年(728)冬の、旅人が香椎・隼人の瀬戸・次田温泉のそれぞれを舞台に、時と場を異にする「旅先での思い」を詠んだ歌を綴り合わせた旅日記的歌群と規定した上で、そこに旅人の作歌活動の中でくりかえし現れる〈風雅の遊び・望郷・亡妻追慕〉の主題が集約されていること、数首の歌を配列して歌群を形成した最初期の作品であることを示した。

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  • 萬葉集研究 第15集

    山崎 健司( 担当: 単著 範囲: 高円独詠歌群―大伴家持試論―)

    塙書房  1987年11月 

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    総ページ数:346   担当ページ:229-270   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    萬葉集巻第十七~二十は、大伴家持と彼の周辺で詠まれた歌を日付の順に配列する点に特色があるが、家持の歌境は巻第十九の巻末三首で頂点に達し、巻第二十は宴席歌が多数を占めていることもあって従来ほとんど顧みられることがなかった。本論文は巻第二十の冒頭近く、天平勝宝六年秋に家持が集中的に独詠歌を詠んでいることに注目し、その連作歌群としての特徴と家持の作歌活動上の意義を述べた。

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  • 萬葉集研究 第27集

    ( 担当: 単著 範囲: 萬葉集巻第二十の編纂をめぐって)

    塙書房  2005年6月  ( ISBN:4827305277

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    総ページ数:465   担当ページ:319-362   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    伊藤博博士追悼記念論文として執筆したもの。萬葉集巻第二十は、日付順の配列や家持にかかわる場で詠まれた歌を基に編纂されている点で、巻第十七~十九と共通するものの、家持にかかわるすべての歌を収録することはせず、部分的に類纂の手法を取り入れながら主題を明示しようとする点に特徴があり、類纂によって強調しようとしているのは、聖武天皇と橘諸兄への景仰の念であり、巻第二十全体を通じて聖武朝の皇親体制が終焉を迎える過程を題材にし、聖武朝への追憶と回帰を主題として提示する意図があったことを明らかにした。

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  • 文選李善注 語釈索引

    ( 担当: 単著)

    熊本県立大学文学部(研究叢書)  2004年3月 

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    担当ページ:1-364   記述言語:日本語  

    本「語釈索引」は、古代日本文学に多大な影響を与えたとされる『文選』李善注の漢語がいかに受容されているか、その実態を明らかにすることを目的に作成された。索引と辞書の機能を併せ持つ。語句の検索と同時に辞書としても活用でき、語釈の典拠名を示すことにより、「李善注」の方法を考察する手がかりも得られる。

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  • 井手至先生古稀記念論文集 国語国文学藻

    ( 担当: 単著 範囲: 萬葉集末四巻の日付―特に宴席歌に対する扱いについて―)

    和泉書院  1999年12月  ( ISBN:4757600240

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    総ページ数:612   担当ページ:396-417   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    萬葉集巻第十七~二十の日付は題詞あるいは左注に記されるが、両者を比較すると、左注に記すのは日常的、題詞のそれは家持にとって特別な場面の記録という性格が一般に認められる。常に題詞に記す集宴歌の日付からは、家持が対人関係を重視し、あらたまった意識をもっていたことが窺える。一方、天平勝宝四年十一月を境に歌稿の扱いが決定的に変わっており、その変化が家持の内面に起因することも併せて指摘した。

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  • 伊藤博博士古稀記念論文集 萬葉学藻

    山崎 健司( 担当: 単著 範囲: 大伴家持の歌群意識―巻十九の題詞なき歌をめぐって―)

    塙書房  1996年7月  ( ISBN:4827300755

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    担当ページ:303-327   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    萬葉集巻第十九、天平勝宝二年秋から翌三年正月にかけ、題詩を欠き左注のみで作歌事情を説明する部分がある。これについては、家持が関与して成立した萬葉集末尾四巻の編纂・整理の不完全さを示すものと考えられてきたが、実はそうではなく、作歌時点における各歌の意味を温存しながら歌群としてのまとまりを作り、そのまとまりの中からも新たなニュアンスを引き出そうとする独自の編集手法であったことを証明した。

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MISC

  • 萬葉集の植物と家持の詠んだ植物

    山﨑健司

    古代学研究所紀要   ( 31 )   33 - 43   2022年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:明治大学日本古代学研究所  

    本稿は、「萬葉集に詠まれた植物」の資料と、「家持の詠んだ植物」に関する考察との二部からなる。資料篇は萬葉集に現れる植物の名称ごとにその用例数、また大伴家持の取り上げた植物については家持の用例数と歌番号を提示する。他方、考察篇では、家持が植物を枕詞に取り込んでくり返し用いる例に見られる発想と、特定の場面と結びつけられた植物の表現について見解を述べた。

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  • 萬葉集巻二十終末部の作品と編纂

    山﨑健司

    古代学研究所紀要   ( 30 )   1 - 22   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:明治大学日本古代学研究所  

    萬葉集巻二十の終末部を形成する天平宝字年間の歌群31首は、それ以前の部分と異なり、編纂上の統一が明確で、大伴家持の手になることが明らかである。この部分について、家持がいかなる考えをもって編纂を行ったのかを、個々の作品の成立した時点における制作意図と歌集に込めた編纂意図とを併せて読み取った結果、公的な場で詠まれた歌と私的な場で詠まれた歌との内容の差異を強調するとともに、公的な場面における内相藤原仲麻呂の存在を強調しながら、この時代をしたたかに生き抜いた家持の思いを編纂時点の視点で示していることが判明した。

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  • 萬葉集の本文解釈学的研究―遣新羅使人歌群をめぐって― 査読

    山﨑健司

    明治大学人文科学研究所紀要   ( 86 )   1 - 23   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:明治大学人文科学研究所  

    萬葉集巻十五に収録されている「遣新羅使人歌群」をとりあげ、詠作者である遣新羅使人たちが各地で詠んだ時点における歌の意味と、萬葉集巻十五の前半に一大歌群として置かれている編纂物としての意味とを区別しつつ、編纂物として強調されている歌群の主題を明らかにした。

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  • 萬葉歌における「映像」の発見

    山﨑健司

    明治大学文学部紀要「文芸研究」   ( 141 )   25 - 33   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:明治大学文学部  

    「文芸研究」第141号の特集「映像・画像」に寄せて、わが国現存最古の歌集である萬葉集の歌表現の中に、動画的な「映像」を発見したことを述べたもの。

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  • 書評 松田聡著『家持歌日記の研究』

    山﨑健司

    萬葉   ( 229 )   73 - 80   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:萬葉学会  

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  • 萬葉の歌ことばと古代人のこころ-「かなし」をめぐって-

    古代学研究所紀要   ( 27 )   3 - 12   2019年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)   出版者・発行元:明治大学日本古代学研究所  

    2018年3月11日に開催された研究集会「文芸テクストから探る古代社会の“こころ”-時代とジャンルを越えて」における報告を論文化したもの。大伴家持の巻十九巻末の春愁歌に2回用いられている形容詞「かなし」の用法とその内実について考察した。

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  • 研究者のひとりごと

    新 南風   ( 17 )   6 - 6   2019年1月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:新南風発行所  

    短歌雑誌「新南風」に、歌群の捉え方として作歌時の意図と歌集編纂時の意図とが一致しない例があることを、肥後の国の万葉歌を取り上げて紹介した。特別寄稿として掲載。

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講演・口頭発表等

  • 類型と個性―大伴家持とその周辺の作品を通して―

    筑波大学日本語日本文学会 第46回大会  2023年9月  筑波大学日本語日本文学会

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    開催年月日: 2023年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:茨城県つくば市   国・地域:日本国  

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  • 家持と花

    山﨑健司

    第74回 萬葉学会全国大会  2021年10月  萬葉学会

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    開催年月日: 2021年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:京都市   国・地域:日本国  

    萬葉を代表する歌人・大伴家持が具体的な植物(花)を詠む際に、植物ごとに関心の寄せ方が異なり、ハギや女郎花などは歌われる場面と花の種類とが結びつき、百合・なでしこ・山吹・橘などは特に対人関係にかかわって対象の捉え方に特徴があることを明らかにした。また、家持がある時期から使用を開始した春花・秋花・時の花など、抽象的な花について、どのような意味が込められているのかについて考察を行った。

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  • 萬葉集巻第二十終末部の作品と編纂 国際会議

    国際学術研究会「交響する古代Ⅹ」  2020年1月  明治大学国際日本古代学研究クラスター,明治大学日本古代学研究所

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:明治大学グローバルホール   国・地域:日本国  

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  • 萬葉歌における類型的表現 国際会議

    国際学術研究会「交響する古代」Ⅴ  2015年2月  明治大学古代学研究所

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東京  

    萬葉歌の類型的表現の例を任意に取り上げて、類型を通して普遍的心情をうたう場合と、そこに創作性を読み取るべき場合とがあることを明らかにし、「類型」の裏にあるものを読み取ることの大切さを説いた。

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  • 仙覚本における「読み」の展開―文永三年本と文永十年本の異同をめぐって―

    第66回萬葉学会全国大会  2013年10月  萬葉学会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    仙覚が校定した諸本は寛元本・文永本の名称によって分類され、従来は両者の形態面の相違が注目されてきた。しかるに文永本には西本願寺本に代表される文永三年本と、文永十年本などがあり、後者にはさらに温故堂本・陽明文庫本に代表される頼直本と大矢本・京大本に代表される寂印成俊本とがあるものの、文永本の各系統間における内容の違いについてはよく知られていなかった。本発表では、寛元本と文永三年本が一致し、文永十年本と歌の配列内容が異なる三つの事例をとりあげ、仙覚の校訂時における方法論を明らかにした。

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  • 萬葉集巻第七の配列―諸本間の異同をめぐって

    美夫君志会全国大会  2013年7月  美夫君志会、中京大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    『萬葉集』巻第七において諸本間で配列順序に異同がある「詠山歌群」から1095~8、「詠河歌群」から1112~5、「羈旅歌群」から1173~7の部分をとりあげて、対立する本文系統ごとに配列上の論理を探りながら、複眼的にテキストを解釈する必要性を述べた。

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  • 萬葉集から見た古事記

    ひびきの森大学  2012年9月  熊本県美里町文化交流センターひびき

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    古事記成立1300年にちなみ、萬葉集の側から古事記を捉えるとどのようなことが分かるかについて講演したもの。

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  • 熊本ゆかりの萬葉歌を読む

    合志市市民大学  2012年1月  合志市教育委員会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    熊本県合志市で行われた市民向け公開講座において、水島・芦北の歌、益城郡出身の青年大伴熊凝のこと、託馬野の歌を取り上げて講じたもの。

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  • 歌群から歌巻へ-大伴家持の編纂手法-

    2010夏季高岡万葉セミナー  2010年8月  高岡市万葉歴史館

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    高岡市万葉歴史館開館20周年記念「大伴家持研究の最前線」と銘打つ夏季セミナーにおいて行った講演。その内容は、高岡市萬葉歴史館叢書23『大伴家持研究の最前線』にまとめられている。

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  • 『萬葉集』遣新羅使人歌群

    第1回祥明大學校・熊本県立大学学術フォーラム (韓国・祥明大學校天安キャンパス)  2008年9月  祥明大学校、熊本県立大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    熊本県立大学と姉妹校の提携を結ぶ日韓2大学間で初めて行われた教員間の学術交流の講演会で、古代の日羅(日本・新羅)関係を背景とする遣新羅使人歌群を取り上げ、当事者が遺した歌に対し、編者がどのように脚色を施したかを講述し、併せて萬葉集について、歌を中心とする理解にとどまるべきではなく、題詞・左注の丁寧な読み解きによって、作品の新しい解釈に迫りうることを述べた。

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  • 実録と脚色-遣新羅使人歌群をめぐって-

    平成20年度上代文学会大会  2008年5月  上代文学会、福岡女学院大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    標題の歌群については、早く「実録風な創作」と規定され、使人の遺した歌稿を入手した編者により脚色が加えられ、現行の内容に至ったと考えるのが通説である。また、歌群中の無署名歌については編者の関与を想定し、署名歌を含む部分は当事者(使人)による実録と捉える向きが多い。本発表では、具体的地名を題詞・左注に掲げ、署名歌を多く含む備後から対馬に至る各歌群について、歌群の内容と注記の内容を分析し、従来実録と考えられてきた部分にも脚色が施されていることを明らかにした。

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  • 水島・芦北の萬葉歌

    平成17年度熊本国語国文学会  2005年12月  熊本国語国文学会、熊本県立大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    萬葉集巻第三に収録されている長田王の「水島に渡る時の歌」は水島の歌(245)を最初に据え、芦北を出航する歌(246)とそれへの石川大夫の和歌(247)、さらには長田王が「薩摩の瀬戸」を詠んだ歌(248)で歌群を構成するが、詠作順と現行の配列について、どのように捉えるべきかを考察し、人麻呂の羇旅八首(249-256)に学んでいた可能性に言及した。

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  • 萬葉集巻二十の編纂をめぐって

    第54回西日本国語国文学会  2004年9月  熊本学園大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    萬葉集巻第二十は、日付順の配列や家持にかかわる場で詠まれた歌を基に編纂されている点で、巻第十七~十九と共通するものの、家持にかかわるすべての歌を収録することはせず、部分的に類纂の手法を取り入れながら主題を明示しようとする点に特徴があり、類纂によって強調しようとしているのは、聖武天皇と橘諸兄への景仰の念であり、巻第二十全体を通じて聖武朝の皇親体制が終焉を迎える過程を題材にし、聖武朝への追憶と回帰を主題として提示する意図があったことを明らかにした。

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  • 大伴家持「拙懐」考

    第51回萬葉学会全国大会  1998年10月  萬葉学会、奈良女子大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    萬葉集巻第十九・二十には家持がみずから「拙懐」と注記する例が3例見られる。本発表では、3例に共通する詠作態度を明らかにしつつ、防人歌群の中にあって解釈が難しい「陳私拙懐一首」の意義を考察した。

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  • 萬葉集宴席歌の題詞-末四巻の場合-

    平成2年度筑波大学国語国文学会大会  1990年9月  筑波大学国語国文学会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    萬葉集巻第十七~二十の日付は題詞あるいは左注に記されるが、両者を比較すると、左注に記すのは日常的、題詞のそれは家持にとって特別な場面の記録という性格が一般に認められる。常に題詞に記す集宴歌の日付からは、家持が対人関係を重視し、あらたまった意識をもっていたことが窺える。一方、天平勝宝四年十一月を境に歌稿の扱いが決定的に変わっており、その変化が家持の内面に起因することも併せて指摘した。のちに「萬葉集末四巻の日付-特に宴席歌に対する扱いについて-」と題して『井手至先生古稀記念論文集 国語国文学藻』に掲載。

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  • なでしこを詠む宴-家持の追作二首をめぐって-

    第42回萬葉学会全国大会  1989年10月  萬葉学会、大谷女子大学

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    萬葉集巻第二十、天平勝宝七歳の防人歌群に続く部分にナデシコを詠む三つの宴席歌群があり、その末尾に「追作」と注記された家持の歌が二首ある。従来、「追作」は「追和」と同義と捉えられてきたが、家持は以前に「追和」と「追同」とを使い分けており、「追作」もまた「追和」とは違い、過去を回想し追憶を綴り合わせるようにして作品を形成する方法によっていることを明らかにした。のち「追作二首の成立-なでしこ歌群と家持-」と改題し『萬葉』136号に掲載。

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  • 新撰萬葉集の和歌と漢詩-成立過程の一側面-

    昭和58年度美夫君志会全国大会  1983年7月  美夫君志会

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    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    新撰萬葉集は菅家萬葉集とも呼ばれ、菅原道真が編者に擬せられてきた。形成の初期に執筆されたと考えられる上巻序文によれば、上巻の漢詩の一部に道真の作を含むことが示唆されるが、いずれが彼の作かを検出することは容易ではない。本発表は、一つの漢詩に伝本によって二つの和歌が存在する唯一の例を通し、漢詩がどの時点で作られたかを特定し、道真が関与した可能性についての見通しを述べた。のち「新撰萬葉集と菅原道真-上巻における和歌と漢詩の或る場合-」と改題し『日本語と日本文学』4号に掲載。

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社会貢献活動

  • 熊本県「夢」教育サポーター

    役割:助言・指導, 運営参加・支援

    2011年7月 - 2012年3月

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    対象: 高校生, 大学生

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  • 高等学校国語科教育における高大連携

    役割:講師, 報告書執筆

    熊本県立第一高等学校・熊本県立大学  熊本県立第一高等学校  2008年7月

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    対象: 高校生

    種別:出前授業

    「日本文学における中国文学の翻案」をテーマに、中島敦「山月記」、上田秋成『雨月物語』(夢応の鯉魚)、『萬葉集』(大伴家持・人麻呂歌集七夕歌群)を紹介し、読み味わった。

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  • 天草市文化振興審議会委員

    役割:助言・指導

    2007年4月 - 2008年3月

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    対象: 行政機関

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