学位
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修士(文学) ( 大阪市立大学 )
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博士(文学) ( 大阪市立大学 )
2026/03/07 更新
修士(文学) ( 大阪市立大学 )
博士(文学) ( 大阪市立大学 )
日本書紀
日本語学
日本文学
古事記
物語論
テキストマイニング
先代旧事本紀
人文・社会 / 日本語学
人文・社会 / 日本文学
大阪市立大学 文学研究科 言語文化学専攻
2004年4月 - 2007年3月
国・地域: 日本国
大阪市立大学 文学研究科 国文学専攻
2000年4月 - 2003年3月
国・地域: 日本国
関西大学 文学部 国語国文学科
1996年4月 - 2000年3月
国・地域: 日本国
聖心女子大学 現代教養学部 兼任講師
2026年4月 - 2026年9月
明治大学 政治経済学部 専任教授
2023年4月 - 現在
実践女子大学 文学部 非常勤講師
2018年9月 - 2020年3月
明治大学 政治経済学部 専任准教授
2018年4月 - 2022年3月
実践女子大学 文学部 非常勤講師
2017年9月 - 2018年3月
実践女子大学 文学部 非常勤講師
2016年4月 - 2016年9月
実践女子大学 文学部 非常勤講師
2015年4月 - 2015年9月
明治大学 政治経済学部 専任講師
2014年4月 - 2018年3月
群馬工業高等専門学校 一般教科 准教授
2013年4月 - 2014年3月
群馬工業高等専門学校 一般教科 専任講師
2011年4月 - 2013年3月
鶴見大学 文学部 非常勤講師
2010年9月 - 2011年3月
実践女子大学 文学部 助教
2008年4月 - 2011年3月
関西大学
2007年4月 - 2008年3月
大阪大谷大学 文学部 非常勤講師
2006年4月 - 2008年3月
日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2005年4月 - 2007年3月
萬葉語学文学研究会
古事記学会
日本語学会
万葉学会
上代文学会
上代文学会 理事
2017年4月 - 現在
団体区分:学協会
古事記学会 理事
2012年6月 - 現在
団体区分:学協会
語彙の豊富さの応用可能性 査読
植田麦
實踐國文學 ( 106 ) 17 - 38 2024年10月
「就活」のつぶやき
植田麦
明治大学教養論集 566 1 - 31 2022年12月
研究資源としてのTwitter
植田麦
明治大学教養論集 564 17 - 41 2022年9月
テキストマイニングによるレポート課題の分析 ― 文章と構成の観点から ― 査読
植田 麦
實踐國文學 = Journal of Jissen Japanese Language and Literature 101 36 - 55 2022年3月
『古事記』の須佐之男命
植田麦
明治大学教養論集 554 43 - 61 2021年9月
テキストマイニング技術を応用した レポート課題の教育効果測定 査読
植田麦
實踐國文學 99 1 - 17 2021年3月
玉屋本『日本書紀』の神代巻について 招待
植田麦
上代学論叢 215 - 229 2019年5月
非卜部系統『日本書紀』写本群について ―為縄本・玉屋本・三嶋本― 査読
植田 麦
實踐國文學 92 ( 92 ) 1 - 14 2017年10月
三嶋本『日本書紀』と具書について 招待
植田 麦
論集上代文学 38 141 - 158 2017年9月
成長する大物主神 査読
植田 麦
實踐國文學 ( 91 ) 137 - 149 2017年3月
植田 麦
文学史研究 ( 56 ) 46 - 55 2016年3月
『古事記』上巻から中巻への接続 ―神話から歴史へ― 査読
植田 麦
萬葉語文研究 ( 11 ) 1 - 21 2015年9月
植田 麦
文学史研究 ( 54 ) 13 - 26 2014年3月
植田 麦
國學院雑誌 112 ( 11 ) 123 - 133 2011年11月
植田 麦
叙説 ( 37 ) 189 - 200 2010年3月
本牟智和気御子と品陀和気命 招待
植田麦
古代文芸論叢 2009年11月
「黄泉比良坂」追考 招待
植田麦
記紀・風土記論究 2009年3月
植田 麦
上代文学 ( 100 ) 93 - 107 2008年4月
日本書紀の冒頭表現 査読
植田 麦
萬葉語文研究 ( 3 ) 113 - 135 2007年10月
日本書紀の「昔」「古」 査読
植田 麦
文学史研究 47 ( 47 ) 32 - 45 2007年3月
植田 麦
上代文学 ( 96 ) 58 - 71 2006年4月
古事記における「至今」型書式とその機能 査読
植田 麦
古事記年報 ( 48 ) 1 - 22 2006年1月
黄泉比良坂と伊賦夜坂 査読
植田 麦
古事記年報 ( 47 ) 18 - 38 2005年1月
植田 麦
国語と国文学 81 ( 7 ) 17 - 29 2004年7月
上代学論叢
毛利, 正守
和泉書院 2019年5月 ( ISBN:9784757609068 )
はじまりが見える世界の神話
植, 朗子, 阿部, 海太( 担当: 共著 範囲: 神々を描いた歴史書/日本古代神話)
創元社 2018年4月 ( ISBN:9784422701103 )
古代日本神話の物語論的研究
植田 麦( 担当: 単著)
和泉書院 2013年4月
古代文芸論叢
植田 麦( 担当: 共著)
おうふう 2009年11月
記紀・風土記論究
植田 麦( 担当: 共著)
おうふう 2009年
書評・金井清一著『古事記編纂の論』 招待
植田麦
国語と国文学 101 ( 3 ) 142 - 146 2024年3月
平成27年 国語国文学界の動向 上代散文 招待
植田麦
文学・語学 ( 220 ) 31 - 34 2017年9月
植田, 麦, ウエダ, バク
實踐國文學 79 147 - 175 2011年3月
大学院生によるパネルディスカッション テーマ「国文学研究の未来--古代文学を中心として」—特集 平成13年度 全国大学国語国文学会冬季大会シンポジウム
大館 真晴, 兼岡 理恵, 植田 麦
文学・語学 / 全国大学国語国文学会 編 ( 173 ) 65 - 104 2002年7月
『古事記』の神話 招待
植田 麦
第3回上代文学会夏季セミナー 2017年8月
三嶋本『日本書紀』の輪郭
植田 麦
上代文学会大会 2015年5月
「不覚御名」考
植田 麦
万葉学会大会 2011年10月
日本書紀の「今」と「古」 ― 相対化される時空 ― 国際会議
植田 麦
東アジア日本語教育・日本文化研究学会国際学術大会(別府大学) 2005年12月
古事記における「至今」型書式とその機能―「今あること」との対比を中心に―
古事記学会全国大会(芦屋大学) 2005年
『古事記』研究の現在 招待
植田 麦
全国大学国語国文学会全国大会(奈良県立万葉文化館) 2001年12月
黄泉比良坂と伊賦夜坂
植田 麦
古事記学会全国大会(相愛女子短期大学) 2001年6月
大学院生によるパネルディスカッション「国文学研究の未来 ―古代文学を中心として―」
2002年7月
研究奨励賞(大阪市立大学 文学部・文学研究科)
2007年
古事記学会奨励賞(古事記学会)
2005年
玉屋本を中心とした『日本書紀』の享受とその解明
研究課題/領域番号:19K00354 2019年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
植田 麦
配分額:1690000円 ( 直接経費:1300000円 、 間接経費:390000円 )
当該年度は依然としてコロナ禍の影響が大きく、研究の進展ははかばかしいものではなかった。本研究が計画していたのは、第一に文献調査、第二に調査に基づく分析、第三に分析に基づく考察である。このうち、現地調査が許される状況になかったため、第二・第三の研究計画も見直しを必要とされたのが痛手であった。
そのため、既存の資料をもとにデータの精査を行うこととなった。進展としては、玉屋本『日本書紀』巻第五における中臣祓に付された祭文について、幾分か手掛かりとなりうる資料を発見したことが挙げられる。現時点ではただちに発表しうる水準の分析にはいたっていないが、次年度(2022年度)に文献調査が可能となった場合は、すみやかに関連資料についての調査を行いたい。
また、『日本書紀』関連資料である『古事記』の検討を行った結果、新たな知見を得ることができたため、2021年度中に論文として公刊した。これは、『古事記』において重要な役割を果たす須佐之男命の在りようについての論考である。従来、須佐之男命は暴虐神と英雄神との二面性を有するものとして考えられ、その「矛盾」ともいえる造形について様々な論考がすすめられてきた。報告者はこの二面性が天神(あまつかみ)としての転身によるものであることを前提に、これまでは等閑視されてきた大気津比売神殺害条にその契機があることを明らかにした。
さらに、本申請課題とは直接の関係をもたないが、いくつか計量国語学の手法に基づく論考を公開した。この手法は今後、『日本書紀』の諸本系統を定量的に示す可能性があると報告者は考えている。
非卜部系『日本書紀』の享受と展開
研究課題/領域番号:16K16769 2016年4月 - 2019年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
植田 麦
配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )
本研究課題では、『日本書紀』享受の在りようについて、従来は見落とされがちであった非卜部系統本に焦点を当てた。現在の『日本書紀』研究は、おおむね卜部系統写本に基づいて行われる。というのは、それが「正しい」『日本書紀』だからである。たしかに、1300年前の『日本書紀』を考究する立場であれば、それは妥当かもしれない。しかし、この1300年の間に『日本書紀』がいかなる姿をみせてきたのかと考えるのであれば、卜部系統写本のみを扱うのは適切ではない。
如上の問題意識に基づき、報告者は特に、三嶋本・玉屋本・為縄本の各写本についての研究を進めた。これらの写本は血縁関係が指摘されてはいたものの、その内実についての詳細は検討が公にされていなかったためである。また、関連して向神社本の調査を行い、あわせて『日本書紀』享受史において重要視されるサブテキスト『中臣祓訓解』の諸写本についての調査も進めた。
これらの調査・研究からは、三嶋本・玉屋本・為縄本の各写本の在りよう、もしくは卜部本との「距離」がそれぞれに異なっていることを明らかにした。現時点では巻第一・巻第二のいわゆる神代巻に限定しての言及となるが、おおむね、卜部系写本→為縄本→三嶋本→玉屋本の順で異同が著しくなる。また、三嶋本・玉屋本・為縄本の検討を通じて、それらの依拠テキストである『類聚国史』の原型について、一部を明らかにすることもできた。
今後の課題として、これら非卜部系写本群と『類聚国史』との関連性の考察の必要性が浮き彫りになったことも大きい。
宝珠院所蔵資料調査を基盤とした寺社圏の研究
研究課題/領域番号:15K02233 2015年4月 - 2019年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
藤巻 和宏, 植田 麦, 小野 佳代, 柏原 康人, 神津 武男, 高橋 寛, 橋本 正俊, 花川 真子, 浜畑 圭吾, 古川 攝一, 森 誠子, 吉田 唯
配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
本研究課題は、大阪府大阪市北区に所在する宝珠院(菅原山天満寺宝珠院)という真言宗寺院の所蔵資料調査に基づくものである。宝珠院は、かつて大阪市教育委員会による仏像調査がなされたが、その対象とならなかった典籍・文書・絵画等を主たる対象としている。この4年間で一通りの調査を終え、データの点検作業に取りかかっている段階である。
三嶋本『日本書紀』を中心とした『日本書紀』写本の研究
研究課題/領域番号:26770096 2014年4月 - 2016年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
植田 麦
配分額:1950000円 ( 直接経費:1500000円 、 間接経費:450000円 )
三嶋大社所蔵『日本書紀』とそれに付された3巻の書物についての研究を行った。三嶋大社所蔵『日本書紀』が、平安期に成った歴史書である『類聚国史』の異本であることは、すでに指摘されてきた。本研究により、三嶋大社所蔵『日本書紀』が現存する『類聚国史』とは本文を異にすることが明らかになった。さらに、現存する『類聚国史』にさかのぼる古態を示すものであることが明らかとなった。
日本紀言説の萌芽における語りの解明
研究課題/領域番号:20820036 2008年 - 2009年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(スタートアップ) 若手研究(スタートアップ)
植田 麦
配分額:1625000円 ( 直接経費:1250000円 、 間接経費:375000円 )
二年間の研究によって、大きく二つの成果を得ることができた。第一に、先代旧事本紀の研究データベース作成である。これまで、古事記・日本書紀といった、上代の電子データは多く存在したものの、先代旧事本紀のそれは存在せず、本研究により、きわめて確度の高いデータを作成することができた。現在は一般の公開を予定していないが、近いうちに、より利用しやすいデータとして研究者間で共有できるものとしたい。第二に、日本紀言説以前およびその周辺にある資料の在りようがある程度明らかになったことである。特に、先代旧事本紀の最善本である、天理図書館吉田文庫本に近接する、吉田家神道説において新たな知見をえることができた。これについては、継続して研究を行う予定である。さらに、先代旧事本紀と対照することで、改めて先行資料の語りの在りようが明らかになるなど、当初の目的以上の成果を得ることができた。
古事記を中心とした日本古代文学の物語論的研究
研究課題/領域番号:05J03403 2005年 - 2006年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費
植田 麦
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
配分額:1100000円 ( 直接経費:1100000円 )
本年度は前年度までの研究の総まとめとして、古事記および日本書紀を比較・対照したうえで、上代散文における物語の構造解析とその展相を見定めることを目的として研究を行った。その研究の成果として、「日本書記の「昔」「古」(『文学史研究』47)および「日本書記の冒頭表現」(『萬葉語文研究』3)を発表した。
前者では、作品のなかにある「昔」「古」の様相を整理し、その在りようを論じた。同じく地の文において「昔」あるいは「古」とあっても、その用法は大きく、物語の外から、物語そのものを概括的に示すものと、物語のなかで出来事の配列が交錯するときにその順序を示すような、物語の中でのものとに分かれる。以上のような「古」「昔」の在りようは時間表現の乱用ではなく、漢籍に学びかつそれを的確に使いこなす、上代における表現の豊かさとしてあることを指摘した。
後者では、第一段正文および一書を総体的に捉え、とくに正文が前半と後半とに分かれること、そしてその前半から後半へと繋がる文脈がいかにあるかを論じた。特に、前半が「古」から始まり、それを承けて後半が「故日」とあることの意味を考察した。そして「古」は、後半以降の生成説としての内容からみた、いつともしれぬ太古の時間を絶対化して示すものとして理解される。原初の時間を示すことで日本書記は始まる。あるいは、そのような時間を示さねば作品そのものを切り開くことはできなかったと考えられる。
以上の研究により、従来の作品論的研究とはまた別な観点から作品の構造的な差異を明確にすることが可能となった。ここに、物語論的研究は従来の作品論の新たなる展開として、その局面を提示するものとして位置づけられる。