2026/03/07 更新

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アサマ テッペイ
浅間 哲平
ASAMA TEPPEI
所属
学部 商学部 専任准教授
職名
専任准教授
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メールアドレス
外部リンク

学位

  • テクストとイメージの歴史・記号学博士 ( 2013年5月   パリ第7大学 )

研究キーワード

  • コレクター

  • 蒐集家

  • アマチュア

  • ロベール・ド・モンテスキウ

  • マルセル・プルースト

  • フランス文学

  • 小説

  • ゴンクール兄弟

研究分野

  • 人文・社会 / ヨーロッパ文学  / フランス文学

学歴

  • パリ第7大学   文学・人文学研究科   テクストとイメージの歴史・記号学専攻博士課程

    2007年10月 - 2013年5月

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  • 東京大学大学院   人文社会系研究科   欧米系文化研究専攻博士課程

    2004年4月 - 2010年9月

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  • ジュネーヴ大学   文学部   近代フランス語フランス文学科文学・美学専攻専門研究課程

    2005年10月 - 2007年9月

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  • 東京大学大学院   人文社会系研究科   欧米系文化研究専攻修士課程

    2001年4月 - 2004年3月

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  • 東京大学   文学部   言語文化学科フランス語フランス文学専修課程

    - 2001年3月

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経歴

  • 明治大学   商学部   講師

    2022年4月 - 現在

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  • 成城大学   文学研究科   非常勤講師

    2024年4月 - 現在

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  • 静岡大学   人文社会科学部   非常勤講師

    2019年4月 - 2022年3月

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  • 静岡県立大学   国際関係学部   講師

    2014年4月 - 2022年3月

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  • 駒澤大学   総合教育研究部 外国語第二部門   非常勤講師

    2014年4月 - 2016年3月

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  • 日本学術振興会   特別研究員(PD)

    2011年4月 - 2014年3月

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  • 東京大学大学院   人文社会系研究科   特別研究員

    2011年1月 - 2011年12月

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所属学協会

  • 日本フランス語フランス文学会

    2015年4月 - 現在

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  • 日本プルースト研究会

    2007年4月 - 現在

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委員歴

  • 日本フランス語フランス文学会   広報委員  

    2023年4月 - 現在   

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    2024年5月~2025年5月委員長

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  • 独立行政法人 大学入試センター   教科科目第一委員会委員  

    2022年4月 - 2024年3月   

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    団体区分:政府

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  • 日本フランス語フランス文学会   編集委員  

    2015年4月 - 2019年3月   

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    団体区分:学協会

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論文

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書籍等出版物

  • Hagoromo (deuième édition)

    浅間哲平, Koyama Elodie( 担当: 共訳 ,  原著者: 山階彌右衛門, 鈴木さやか, なかおまき)

    2024年 

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  • ローカルから見るヨーロッパ

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    静岡県立大学国際関係学部ヨーロッパ文化コース  2022年3月  ( ISBN:9784600009809

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  • Proust et les amateurs

    Classiques Garnier  2020年7月  ( ISBN:9782406096573

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    総ページ数:389 p.   記述言語:フランス語   著書種別:学術書

    この著書に対しての書評・紹介(URLが記載されているものは、リンク先で閲覧できます)

    1.
    Ludovico Monaci, Studi Francesi, 194 (LXV | II), 2021, p. 398.
    https://journals.openedition.org/studifrancesi/45398?lang=en

    2.
    Julie Beynel, textimage (en ligne).
    https://www.revue-textimage.com/dossiers/actualite/Comptes-rendus/textimage_CR_Asama-Beynel.pdf

    3.
    Martin Mégevand, Littérature, n° 204, 2021/4, p. 154-156.
    https://www.cairn.info/revue-litterature-2021-4-page-154.htm

    4.
    Sophie Duval, Bulletin Marcel Proust, n° 71, 2021, p. 169-172.

    5.
    Bibliothèque nationale de France, « Bibliographie sélective de Marcel Proust, Le Temps retrouvé (Agrégation de Lettres modernes 2023) » (en ligne), août 2022, p. 14.
    https://www.bnf.fr/sites/default/files/2022-08/biblio_agreg23_proust.pdf

    6.
    小黒昌文, cahier(日本フランス語フランス文学会), 31, mars 2023, p. 39-41.
    https://www.sjllf.org/file/1451

    7.
    Louise Ferris, Modern Language Review, Volume 118, Part 2, April 2023, p. 247-248.
    https://muse.jhu.edu/pub/427/article/885868

    8.
    勝山祐子, 文化学園大学紀要, 第56集, 2025年3月, 70-72頁.
    https://bunka.repo.nii.ac.jp/record/2000146/files/001031756_09.pdf

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  • Hagoromo

    山階, 彌右衛門, 鈴木, さやか, なかお, まき, 浅間, 哲平, Koyama, Elodie

    [Suzuki Sayaka]  2016年 

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    総ページ数:1 v.   記述言語:フランス語  

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  • フランス文化事典「フットボール」「ロマンティック・バレエ」「バレエ・リュス」「蒐集家の家」

    田村, 毅, 塩川, 徹也, 西本, 晃二, 鈴木, 雅生( 範囲: 「フットボール」「ロマンティック・バレエ」「バレエ・リュス」「蒐集家の家」)

    丸善出版  2012年7月  ( ISBN:9784621085226

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    総ページ数:xvii, 767p, 図版 [8] p   記述言語:日本語  

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MISC

講演・口頭発表等

  • 「忘却」を語ることは可能か

    浅間哲平

    USフォーラム  2015年9月 

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    開催年月日: 2015年9月

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  • Montesquiou amateur 招待

    Les amis de Robert de Montesquiou  2025年3月 

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    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • 「偶像崇拝にけりをつけるために」 招待

    浅間哲平

    第35回日本プルースト研究会  2023年5月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 19世紀の首都パリー万博の思想ー

    県大×おまちゼミ第7回  2022年1月 

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  • 印象の探求(コロー×ネルヴァル、ブーダン×ゴンクール)

    県大×おまちゼミ第6回@静岡市美術館  2021年12月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • フランス文学とスポーツ

    浅間哲平

    富士市民大学カレッジ  2021年6月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • Proust est-il amateur ? 招待

    Teppei ASAMA

    CRP Proust (Université de Paris)  2021年4月 

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    記述言語:フランス語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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  • マティスと青山義雄

    浅間哲平

    横須賀市市民大学  2018年2月 

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  • フランス絵画のなかの女たち 「女性を描く-クールベ、ルノワールからマティスまで-」展の時代背景

    浅間哲平

    横須賀市民大学  2016年8月 

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  • フランス文学の描く旅

    浅間哲平

    静岡県立大学公開講座  2015年10月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • フランス文学から見えてくる世界

    浅間哲平

    広域ヨーロッパ研究センター  2015年7月 

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  • フランス「私はシャルリー」のデモっていったい何だったの?

    浅間哲平

    NPO法人しずおか圏おちゃっこかい第2回  2015年5月 

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  • プルーストの作品と日仏の研究状況 招待

    浅間哲平

    西洋文学講座  2013年11月 

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    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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  • プルーストと愛好家

    浅間哲平

    日本フランス語フランス文学会関東支部大会  2009年3月 

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  • マルセル・プルースト『失われた時を求めて』における身振り

    浅間哲平

    日本フランス語フランス文学会関東支部大会  2005年3月 

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受賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • マルセル・プルーストの「アマチュアリズム」についての研究

    研究課題/領域番号:21K12963  2021年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

    浅間 哲平

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    配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

    ゲーテ(1749-1832)は短篇小説「収集家とその友人たち」(1799)と未完の断章「ディレッタンティズムについて」(1799)を、シラー(1759-1805)との協力のもと残している。そこで、この作家は芸術への情熱を人間の「衝動」としてとらえ、収集や「芸術実践の楽しみ」が人間に与える影響について思索している。ここで問題となっている「ディレッタント」は、イタリア語の「誰かを楽しませる(si diletare)」という語に由来し、16世紀以来、主に宮廷音楽家たちを指す用語であった。この用語は、1760年頃より英仏独語圏で「名手(virtuoso)」、「愛好家(amateur)」、「賛美者(Liebhaber)」といった概念と競合するようになる。ゲーテは、「真の芸術家とは、同時に芸術の唯一の観客、いわゆる愛好家なのである」と述べ、「受動的に楽しむ愛好家」と「能動的に制作する芸術家」を統合し、両者の結合を探求する独自の理論を構築していた。
    ドイツ語を読むことはできたものの、プルーストがゲーテのこれらのマイナーな著作を手に取ったとは考えづらい(「ディレッタンティズムについて」の公刊は1896年)。しかし、1896年の手紙で、ゲーテとシラーの書簡が作品の思想の説明になっているかどうかを話題にしており、二人の書簡集を読んでいた事実が知られている。このことから、プルーストはそこで話題になっているディレタントについての記述を知悉していたであろうと推測される。
    本年度は、ゲーテがプルーストに与えた影響について調査した。

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  • マルセル・プルーストと美術史学

    研究課題/領域番号:17K13426  2017年4月 - 2021年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

    浅間 哲平

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    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    プルーストが特に親しく交わった二人の美術批評家を対象に研究を進めた。
    一人目のロベール・ド・ラ・シズランヌ(1866-1932)は元々弁護士で、美術の専門教育を受けなかった評論家である。プルーストがラスキンを翻訳するときに『現代英国絵画』(1895)と『ラスキンと美の宗教』(1897)を参照していたことが知られている。本年度の研究によって、さらに、プルーストがラスキン翻訳以降もロベール・ド・ラ・シズランヌの仕事に対して関心を抱き続けていたことがわかってきた。
    ラ・シズランヌとは異なり、ジャック=エミール・ブランシュ(1861-1942)は画家として活躍した美術批評家である。研究者の間では、プルーストがブランシュの書いた評論集『芸術談話』(1921)に序文をつけたことで知られている。ところで、ブランシュとプルーストは二人とも『ガゼッタ・デ・ボ・ザール』や『ルビュ・ブランシュ』などの雑誌に評論を発表しており、若い頃から二人は書簡で相互に批評する間柄で、長い知的交流の中でプルーストはブランシュの著作に序文を書いたことは軽視されてきたように思う。プルーストとブランシュの関係について長期的なスパンで再検証した結果、ブランシュがプルーストに与えた影響が明らかになってきた。
    一つ例を挙げるならば、ジャック=エミール・ブランシュの『ルビュ・ブランシュ』への貢献についてである。プルースト自身も寄稿していたこの雑誌は、ブランシュの美術批評の発表の場でもあった。二人の関係を考えれば、プルーストがこのブランシュの批評を目にしていたと考えるのが自然である。このような観点から、ブランシュの美術批評を読み、プルーストへの影響があるかどうかを検討した。

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  • プルースト=ラスキン『アミアンの聖書』『胡麻と百合』電子版と註釈の作成

    研究課題/領域番号:26884037  2014年8月 - 2016年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援  研究活動スタート支援

    浅間 哲平

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    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

    フランスの作家マルセル・プルースト(1871-1922)は、イギリスの美術史家ジョン・ラスキン(1819-1900)の『アミアンの聖書』(1885, 1904)と『胡麻と百合』(1865, 1906)を翻訳した。本研究は、プルースト・ラスキン研究における先行研究を調査・収集し、ラスキンの原文とプルーストの翻訳を対照しテクスト上で同時に閲覧できるようにすることを目的としたもので、一定の成果を挙げた。

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  • フランス文学における蒐集家像についての研究-バルザックからプルーストへ-

    研究課題/領域番号:11J06909  2011年 - 2013年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費

    浅間 哲平

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    配分額:1800000円 ( 直接経費:1800000円 )

    マルセル・プルーストが『失われた時を求めて』の中で、オノレ・ド・バルザックの作品をどのように利用したのか検証した。一例をあげるならば、『失われた時を求めて』の主要登場人物の一人シャルリュス男爵は、バルザックの中編小説『カディニャン公妃の秘密』(1839)と『骨董室』(1837)に描かれる登場人物になりきっているとプルーストは書いているが、この意味を理解するためにプルーストがシャルリュスを描いた箇所とバルザックの二小説を精読した。このバルザックの二小説は必ずしも蒐集家やコレクションを大きく扱うものではないのだが、上の調査の結果、シャルリュスが物に対する欲望と少年に対する欲望を類比的にあっかっていることが明らかになった。さらに、プルーストの小説の中で、ゴンクール兄弟に言及するテクストが果たす役割についても検討した。例えば、ゴンクールの『日記』(1856-1896)の模作がプルーストの小説の最終巻『見出された時』において果たす役割は、これまで模作というスタイルに注目する議論がもっぱらであったが、本研究は模作として提出された『日記』が皿などのコレクションを主要な内容として語っていることに着目し、『失われた時を求めて』の全体の中で、このコレクションが意味をもたされているのではないかと考えた。その結果、小説のべつの箇所でプルーストが創作した登場人物(画家と学者)が同じコレクションを目にしている事実を指摘し、プルーストが想定しているゴンクールの視点とそれらの登場人物の視点を比較することで、前者は資料としてコレクションを描くのに対して、後者は絵画の対象としてあるいは思い出の対象としてコレクションをあつかっていることをあきらかにした。

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  • 文学と蒐集-マルセル・プルーストにおける蒐集の概念-

    研究課題/領域番号:07J05156  2007年 - 2008年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費  特別研究員奨励費

    浅間 哲平

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    配分額:1000000円 ( 直接経費:1000000円 )

    マルセル・プルーストが1890年代から1900年頃までにどのような蒐集と関わりを持っていたのかを調査するにあたり、以下の二通りのアプローチを試みた。まずはロベール・ド・フザンサック=モンテスキウ(1855-1921)との交際について研究した。1895年には、ある批評家が「愛好家たち」という評論でモンテスキウを批判したことから論争が起き、詩人は「職業芸術家」という論考で反駁を試みた。1896年にはプルーストの処女作『楽しみと日々』が出版され、べつの批評家ジャン、ロランがこの作品はモンテスキウの影響下にある愛好家の作品であるという論評を発表している。このような事実に着目し、1893年から1896年におけるプルーストとモンテスキウの関係を二人の書簡、当時の新聞・雑誌などから詳細に追っていき、二人の作品がどのような関係を持っているのかを検証していった。プルーストと蒐集家モンテスキウの関係を具体的に調べることで、モンテスキウが発表する芸術コレクションに対する論評にプルーストが実際に関心をもって接していたことを示す証拠をいくつか発見することができた。
    次に、プルーストは1890年1900年頃までの間に残した実在する芸術家についての美術評論のなかで、蒐集(コレクション)がどのように描かれているのかについて総合的な見地から研究した。プルーストは、レンブラント(1606-1669)、シャルダン(1699-1799)、アントワーヌ・ヴァトー(1684-1721)、ギュスターヴ・モロー(1826-1898)、クロード・モネ(1840-1926)についての評論を残している。これらの評論でそのコレクションがどのように論じられているのか検討した。

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担当経験のある科目(授業)

  • 基礎演習

    2025年4月 - 現在

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  • フランス語学文学研究

    2024年4月 - 現在 機関名:成城大学

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  • フランス語

    2022年4月 - 現在 機関名:明治大学

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  • 総合学際演習

    2022年4月 - 現在 機関名:明治大学

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  • フランス文学演習

    2020年4月 - 2022年3月 機関名:静岡大学

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  • 演習

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • ヨーロッパ文化入門

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • フランス文学演習

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • フランス・テクスト研究

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • ヨーロッパ文学論

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • フランス語

    2014年4月 - 2022年3月 機関名:静岡県立大学

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  • フランス語

    2014年4月 - 2016年3月 機関名:駒澤大学

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社会貢献活動

  • フランス文学の描く旅

    役割:講師

    静岡学園高等学校  2021年7月

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    種別:出前授業

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  • 異文化としてのフランス語

    役割:講師

    磐田西高校  2015年9月

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    種別:出前授業

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メディア報道

学術貢献活動

  • 静岡日仏協会 フランス語スピーチコンテスト審査員

    役割:審査・評価

    静岡日仏協会  2016年 - 現在

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    種別:審査・学術的助言 

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