私の研究課題は,学校組織において教師が相互行為によって制度や文化をどのように,まさにそのようなものとして達成しているのかという実践を明らかにすることです。これまでの研究ではエスノメソドロジーや構築主義のアプローチから,学校でのフィールドワークによって得られたデータをもとに教師間相互行為を分析してきました。これは制度や文化によって教師の行為を説明するのではなく,教師が制度や文化を用いながら,その場面を作り上げていく様子を記述する試みです。すぐに何かの役に立つわけではありませんが,そうした模索から見えてくるものもあると考えています。
【主な著書】