2026/03/07 更新

写真a

コバヤシ コウジ
小林 浩二
KOBAYASHI KOJI
所属
学部 理工学部 専任准教授
職名
専任准教授
外部リンク

学位

  • 博士(情報学)

研究分野

  • 情報通信 / 情報学基礎論  / 離散アルゴリズム

  • 情報通信 / 情報学基礎論  / 組合せ最適化

学歴

  • 京都大学大学院   情報学研究科   知能情報学専攻博士後期課程

    2006年4月 - 2009年3月

      詳細を見る

  • 京都大学大学院   情報学研究科   知能情報学専攻博士前期課程

    2004年4月 - 2006年3月

      詳細を見る

  • 京都大学   工学部   情報学科

    2000年4月 - 2004年3月

      詳細を見る

論文

▼全件表示

MISC

  • オンラインフレーム転送量最大化問題における競合比の改良 (Theoretical Foundations of Computing)

    小林 浩二, 川原 純, 宮崎 修一

    電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報   114 ( 19 )   37 - 44   2014年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人電子情報通信学会  

    本稿では, k個のパケットからなるフレーム転送量最大化問題(k-FTM)と呼ばれる,ネットワーク上におけるスイッチのオンラインバッファ管理問題の一問題について考える.本問題は,大きなフレームがk個のパケットに分割されてインターネット上で転送され,受信者はk個全てのパケットを受信できたときに限りフレームを再構成可能という状況をモデル化したものである. Kesselmanらは本問題に対して, k=2の場合でさえ任意のアルゴリズムの競合比は発散することを示した.そこで,入力に制限を加えたk-FTM (k-OFTM)を考え,任意のバッファの大きさB(≧k)に対して,その競合比が高々(2kB)/([B/k])+kとなるアルゴリズムを考案した.また,彼らは2B≧kかつkが2の冪のとき,任意の決定性アルゴリズムの競合比の下限B/([2B/k])=Ω(k)を示した.本稿において,我々はk-OFTMに対する競合比の上限と下限を改良している.主要な結果として,彼らの上界O(k^2)を(5B+[B/k]-4)/([[B/k]/2])=O(k)へ改良し,下界Ω(k)に漸近的に一致させている.また,任意のk≧2と任意のBに対する,決定性アルゴリズムの競合比の下限2k-1と,任意のk≧3と任意のBに対する,確率アルゴリズムの初めての非自明な競合比の下限k-1を与える.

    CiNii Research

    researchmap

  • 2つのパケットからなるフレーム転送量最大化問題の厳密な競合比解析

    小林 浩二, 川原 純

    電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション   111 ( 20 )   69 - 76   2011年4月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人電子情報通信学会  

    ネットワーク上におけるスイッチのキュー管理は,オンラインバッファ管理問題として定式化されており,多くのモデルが考案されている.我々は,そのモデルの1つである,k(≧2)個のパケットからなるフレーム転送量最大化問題(k-FTM)を扱う.この問題では,データ転送の単位である各フレームをパケットに分割し,転送完了後にフレームを再構成する際の手順に焦点を当てている.各フレームはk個のパケットから構成されており,そのパケットがスイッチ内のFIFOバッファに到着する.1つのフレームを構成するk個のパケットをバッファから転送した場合,そのフレームを再構成することが可能となる.しかし,バッファのサイズは制限されているため,到着したパケットは全てを転送できない場合がある.本問題の目的は,再構成するフレームの数を最大化することである.Kesselmanらは本問題に対して,k=2の場合でさえk-FTMに対する任意のアルゴリズムの競合比は発散することを示している.そこで,入力に制限を加えたk-FTM(k-OFTM)を考え,任意のバッファの大きさB(≧k)に対して,その競合比が高々2kB/⌊B/k⌋+kとなるアルゴリズムを考案し,また,任意のB(≧k)に対して,任意のアルゴリズムの競合比の下限が少なくともB/⌊2B/k⌋であることを示した.我々は,2-OFTMの解析を行い,貧欲なアルゴリズムの競合比が高々3であること,また,任意のアルゴリズムの下限が3であることを示した.

    CiNii Research

    researchmap

  • QoSネットワーク上のマルチキュースイッチにおけるオンラインバッファ管理アルゴリズムの競合比の改良析

    小林 浩二, 宮崎 修一, 岡部 寿男

    電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション   108 ( 206 )   71 - 78   2008年9月

     詳細を見る

    記述言語:英語   出版者・発行元:一般社団法人電子情報通信学会  

    オンラインバッファ管理問題は,近年のネットワークにおける主要な論点となっているQoS (Quality of Service)保証実現のための,スイッチのキュー管理をオンライン問題として定式化した問題であり,様々なモデルが考案されている。本論文ではAzarらによって考案されたQoSネットワーク上のマルチキュースイッチを扱ったモデルを取り上げる.Azarらは本モデルの競合比の上限を得るために,"the relaxed model"というモデルを導入している.我々はrelaxed modelに対するオンラインアルゴリズムDSを提案することにより競合比を改良し,その結果としてマルチキュースイッチモデルの競合比の改良を行った.以下は本論文におけるマルチキュースイッチモデルの競合比の改良の一例である.(i)プリエンプション不可能,かつパケットの価値が2値であるモデルにおいて,十分大きなBに対して,決定性アルゴリズムの競合比の上限を4から3.177に改良した.Bは各キューが同時に保持できるパケットの最大数である.(ii)プリエンプション不可能,かつパケットの価値が2値であるモデルにおいて,十分大きなBに対して,乱択アルゴリズムの競合比の上限が高々(17)/2-√<30>&sime;3.023であることを示した.

    CiNii Research

    researchmap

  • マルチキュースイッチにおけるオンラインバッファ管理アルゴリズムの競合比の改良(計算理論とアルゴリズムの新展開)

    小林 浩二, 宮崎 修一, 岡部 寿男

    数理解析研究所講究録   1489   91 - 97   2006年5月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:京都大学  

    CiNii Research

    researchmap

    その他リンク: http://hdl.handle.net/2433/58224

  • 共有メモリ型スイッチにおけるオンラインバッファ管理アルゴリズムの競合比の改良

    小林 浩二, 宮崎 修一, 岡部 寿男

    電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション   105 ( 144 )   17 - 22   2005年6月

     詳細を見る

    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人電子情報通信学会  

    オンラインバッファ管理問題は, 近年のネットワーク運用における主要な論点となっているQoS (Quality of Service)保証実現のための, スイッチなどのキュー管理をオンライン問題として定式化した問題であり, 様々なモデルが考案されている.本論文ではその中の1つである共有メモリ型スイッチを扱ったモデルを取り上げる.我々は, アルゴリズムLongest Queue Policy (LQD)の競合比の既知の上限を2-1/Nに改良した.ここで, Nはスイッチの出力ポート数である.

    CiNii Research

    researchmap

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 個々のタスクを尊重するオンライン・スケジューリング問題に関する研究

    研究課題/領域番号:19K11819  2019年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    小林 浩二

      詳細を見る

    配分額:3770000円 ( 直接経費:2900000円 、 間接経費:870000円 )

    スケジューリング問題(SCP)とは、有限個のマシンとそのマシンにおいて処理すべき多数のタスクとが与えられた際に、そのタスクをどの様に各マシンに割り当てて処理すべきか、という理論計算機科学分野の重要な問題である。例えば、計算機のCPUにおいて処理すべき命令や、コンビニのレジとそこに並ぶ買い物客による待ち行列などは、それぞれマシンとタスクとして見なすことが可能であり、SCPとして定式化し得る。我々の身の周りにおいて生じる事象(問題点)に対して理論的な解決策を与えるという動機から、SCPはオンライン問題と呼ばれる、タスクに関する情報が時間の経過と共に逐次的に与えられる問題設定(OSCP)において盛んに研究されている。ところが、従来のOSCPでは、1つのタスクがマシンを占有することを許す問題設定が多く、実用的な解決策を提供しているとは言い難い状況が頻繁に発生している。本研究ではその様な問題点を解消する為の個々のタスクを尊重する様な、(a)OSCPの新しい問題設定を提案し、(b)異なる3つの方式(決定性、制約条件、付加情報)によって、その問題設定に対する効率的なアルゴリズムを設計することを目的としている。
    (a)については、令和元年度に問題設定の設計を終えている。 (b)については、決定性方式について既に成果を発表している為、それ以外の2つの方式(制約条件・付加情報)と新たな方式(乱択方式)ついても研究に取り組んだが、成果を対外的に発表するところまでは至らなかった。

    researchmap

  • 競合比を用いたオンライン・バッファ管理問題の解析に関する研究

    研究課題/領域番号:26730008  2014年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

    小林 浩二, 宮崎 修一

      詳細を見る

    配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

    インターネット上のアプリケーションに対して理論的に品質保証を実現する手段として、現実に起こる事象をオンライン問題と呼ばれる問題として定式化した上で、その問題に対するアルゴリズムを設計し、最悪値(競合比)を用いてそのアルゴリズムの性能を評価する研究が盛んに行われている。本研究は、その様な問題の中において最も重要な問題群であるバッファ管理問題について、(a)新たな問題の定式化(問題の作成)とそれに対するアルゴリズムの設計と性能評価、(b) 2つの主要な未解決問題に対するアルゴリズムの設計と性能評価、の2点に取り組み、新たな研究成果を得た。

    researchmap