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中国古代史
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簡牘
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周縁
2026/04/09 更新
中国古代史
簡牘
周縁
人文・社会 / アジア史、アフリカ史
明治大学
2020年4月 - 現在
明治大学 文学部 准教授
2014年4月 - 2020年3月
三重大学 人文学部 准教授
2009年10月 - 2014年3月
秦代南方辺境における防衛機構の検討 査読
駿台史学 187 2026年3月
前漢の義渠―張家山336号漢墓竹簡「功令」にみえる義渠の記載を手がかりに― 査読
東方学 147 2024年1月
地域・官署による簡牘形状の違い―敦煌漢簡「両行」簡を中心に― 査読
東洋学報 104 ( 3 ) 1 - 35 2022年12月
漢代地方官吏の日常生活
『岩波講座世界歴史05 中華世界の盛衰 ~四世紀』岩波書店 185 - 203 2021年11月
文書行政のはじまり
『秦帝国の誕生―古代史研究のクロスロードー』六一書房 69 - 86 2020年12月
長沙五一広場後漢簡牘の概観
『後漢・魏晋簡牘の世界』汲古書院 119 - 144 2020年3月
戦国秦の「帝国化」と周縁領域統治の変遷 査読
『周縁領域からみた秦漢帝国』2 六一書房 51 - 66 2019年9月
甲卒小考―地湾出土の甲卒簡牘から―
明大アジア史論集 23 59 - 73 2019年3月
肩水金関を往来した人々と前漢後半期の辺郡・内郡 査読
東洋学報 99 ( 3 ) 1 - 34 2017年12月
前漢後半期以降の河西地域に対する物資供給―漢代辺郡の存在意義を考える手がかりとして― 査読
『周縁領域からみた秦漢帝国』六一書房 113 - 133 2017年9月
髙村 武幸
東洋学報 : 東洋文庫和文紀要 97 ( 1 ) 1 - 31 2015年6月
長沙東牌楼漢簡中の公文書と書信
湖南出土簡牘とその社会 汲古書院 11 - 34 2015年3月
中国古代文書行政における書信利用の濫觴 査読
駿台史学 ( 154 ) 31 - 50 2015年3月
秦代遷陵県の覚え書 査読
髙村 武幸
名古屋大学東洋史研究報告 ( 34 ) 25 - 50 2015年3月
髙村 武幸, TAKAMURA Takeyuki
三重大史学 ( 14 ) 29 - 85 2014年3月
「蘭台令」札記
明大アジア史論集 13 224 - 232 2013年3月
秦漢時代の牘について
人文論叢 30 57 - 71 2013年3月
中国古代簡牘分類試論 査読
髙村 武幸
木簡研究 ( 34 ) 133 - 158 2012年11月
敦煌・居延漢簡にみえる書信簡牘の分類―書信簡牘試論―
国士館東洋史学 6 1 - 48 2012年3月
簡牘の再利用―居延漢簡を中心に―
『文献と遺物の境界―中国出土簡牘史料の生態的研究―』 六一書房 2011年11月
髙村武幸, 高村武幸
東洋学報 / The Toyo Gakuho 91 ( 1 ) 1 - 33 2009年6月
『発く』と『発る』―簡牘の文書送付に関わる語句の理解と関連して― 査読
60 ( 4 ) 102 - 119 2009年3月
辺境出土史料からみた漢代の地方監察
西北出土文献研究 4 17 - 35 2007年7月
秦漢時代の県丞
『江陵張家山二四七号墓出土漢律令の研究』朋友書店 197 - 219 2006年10月
前漢河西地域の社会―辺境防衛組織との関わりを中心に― 査読
史学雑誌 115 ( 3 ) 1 - 34 2006年3月
高村 武幸
東方学 111 22 - 36 2006年1月
秦漢時代の都官 査読
東洋学報 87 ( 2 ) 1 - 32 2005年9月
漢代官吏任用における財産資格の再検討 査読
史林 88 ( 2 ) 95 - 114 2005年3月
漢代の材官・騎士の身分について 査読
日本秦漢史学会会報 5 138 - 163 2004年11月
高村 武幸
古代文化 54 ( 9 ) 22 - 33 2002年9月
高村 武幸
『東方学』 101 31 - 43 2001年1月
河西における漢と匈奴の攻防―前漢後半期から後漢初にかけての史料分析を通じて 査読
『東洋学報』 82 ( 3 ) 25 - 55 2000年12月
前漢西北辺境と関東の戌卒―居延漢簡にみえる兵士出身地の検討を通じて― 査読
駿台史学 110 31 - 54 2000年8月
前漢末属吏の出張と交際費について―尹湾漢墓簡牘『元延二年日記』と木牘七・八から― 査読
中国出土資料研究 3 49 - 72 1999年3月
『周縁領域からみた秦漢帝国2』
高村武幸, 廣瀬薫雄, 渡邉英幸( 担当: 共著)
六一書房 2019年9月
『周縁領域からみた秦漢帝国』
( 担当: 共著)
六一書房 2017年9月
『秦漢簡牘史料研究』
( 担当: 単著)
汲古書院 2015年10月
『漢代の地方官吏と地域社会』
( 担当: 単著)
汲古書院 2008年1月
日本における近十年の秦漢国制史研究の動向―郡県制・兵制・爵制研究を中心に―
中国史学 18 101 - 120 2008年12月
書評 武漢大学簡帛研究中心・荊州博物館・早稲田大学長江流域文化研究所 彭宏・陳偉・工藤元男主編『二年律令与奏讞書 張家山247号漢墓出土法律文研釈読』
中国出土資料研究 ( 12 ) 121 - 126 2008年3月
文書行政のはじまり 招待 国際会議
第63回国際東方学者会議 2018年5月 一般財団法人東方学会
中国古代簡牘分類試論
木簡学会 2011年12月 木簡学会
高精細X線CTスキャナ活用を中心とする古代中国の封泥の作成方法に関する総合的研究
研究課題/領域番号:21K00980 2021年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
谷 豊信, 宮田 将寛, 犬塚 将英, 市元 塁, 川村 佳男, 上野 祥史, 高村 武幸
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
古代中国では、器物を封緘するとき、器物を紐で縛り、紐を粘土でくるみ、これに印を押した。印を押した粘土が封泥である。封泥には紐の痕が残っているが、従来は表面の肉眼観察に頼っていた。本研究では、世界で始めて封泥を高精細X線スキャナで撮影し、得られた三次元データに画像処理を施して、封泥内部に残る紐の痕跡を明らかにし、封泥の作成方法と使用法の復原を試みる。あわせて非破壊的手法で成分分析を行ない、時代と地域によって粘土に違いがあるか否か、検討する。
初年度である令和3年度には、東京国立博物館所蔵封泥を高精細X線CTスキャナによって撮影し、これによって得られた三次元データのうち19個分について、本科研の経費で画像処理を行ない、封泥内部の状況を示す鮮明な画像を得ることができた。また封泥の成分を調べるため、28個について蛍光X線分析を、14個について線回折分析を行ない、基礎的なデータを得た。
CTスキャナによる撮影と画像処理により、当初目的としていた封泥内部の紐痕の三次元的配置を鮮明な画できた。これに加え、紐の形状を詳しく知ることができ、紐の材質についても推定の手がかりを得られた。また封泥内に種子が残っているものもあるなど、用いられた粘土についても新しい情報がえられた。
封泥の成分については、時代と地域を異にする封泥でも、成分に大きな差が無いことが確認できた。
新たも得られた情報を、専門を異にする分担者によって検討し、封泥の作成方法とその使用法を検討中である。
五一広場東漢簡牘よりみた後漢時代の在地社会
研究課題/領域番号:19K01027 2019年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
飯田 祥子, 角谷 常子, 鷲尾 祐子, 高村 武幸
配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
2021年9月に『五一廣場東漢簡牘(伍)(陸)』が出版された。既刊テキストとあわせて、研究課題の主対象となる史料群は約2700点公開された。引きつづき、これを底本として研究に取り組んでいる。テキストデータを作成し、データベースに追加拡充した。固有名詞索引、及び関連簡情報・文書冒頭一覧等のデータの整理拡充も行った。
輪読会はオンラインで月2回、安定的に開催している。第1層出土簡の有文字簡約90点の読解を終え、成果を五一廣場東漢簡牘研究會「長沙五一廣場東漢簡牘譯注稿(五)(六)暫定版」として、HP五一廣場東漢簡牘研究會に公開した。現在は、第2層出土簡を輪読しており、「同(七)」公開準備をすすめるとともに、第1層「確定版」公開に向けた整理を行っている。また分担者の研究報告会を開催することもできた。
代表者個人の成果としては、「五一廣場東漢簡牘にみる後漢中期の人の移動と管理」(『東洋史研究』81-1、2022年6月刊行予定)を執筆し、現在校正中である。昨年刊行された「五一広場東漢簡牘の上行文書に関する基礎的整理」(『龍谷史壇』151・152、2021年)は、新公開史料(『伍』『陸』収録簡)による知見を加え、一部修正を施し、漢検漢字文化研究奨励賞(公益財団法人日本漢字能力検定協会)に応募し、佳作を受賞して、『漢字文化研究』12号(2022年)に掲載された。
後漢時代の在地社会を検討する上で、文献史料の理解が不可欠であるので、『後漢書』等にみえる地方統治に関する記述を再検討するとともに、代表者自身の文献史料に基づく既発表論文の見直しを行い、後漢時代史理解に関する見通しを得た。
西北周縁領域の歴史的展開からみた中国古代史の再構築に関する基礎的研究
2015年4月 - 2017年3月
基盤研究⒞
資金種別:競争的資金
新出簡牘資料による漢魏交替期の地域社会と地方行政システムに関する総合的研究
研究課題/領域番号:25244033 2013年10月 - 2017年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
関尾 史郎, 伊藤 敏雄, 角谷 常子, 安部 聡一郎, 永田 拓治, 町田 隆吉, 阿部 幸信, 鷲尾 祐子, 高村 武幸, 窪添 慶文, 中林 隆之, 佐川 英治, 谷口 建速, 石原 遼平, 市来 弘志, 北村 永, 田 衛衛, 蘇 俊林, 李 周炫
配分額:38740000円 ( 直接経費:29800000円 、 間接経費:8940000円 )
本研究の目的は,次の二点である.第一は,中国各地で出土している後漢から魏晉時代の簡牘の特質を明らかにすること,第二は,その簡牘を用いて,この時代の地域社会と地方行政システムを解明することである.湖南省の長沙市で出土した長沙呉簡を主たる調査・研究の対象としたが,木簡の大型化,それと関連して地方の官府内部での白文書の広汎な利用などが明らかになった.また各種の簿籍が毎年のように作成されていた.官府の吏員は文書や簿籍の作成とその点検作業などに従事していた.
出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析
研究課題/領域番号:20242019 2008年 - 2011年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
関尾 史郎, 町田 隆吉, 伊藤 敏雄, 荻 美津夫, 鶴田 一雄, 福原 啓郎, 小林 聡, 白石 典之, 佐川 英治, 小嶋 茂稔, 高橋 秀樹, 岩本 篤志, 阿部 幸信, 安部 聡一郎, 中林 隆之, 高村 武幸, 佐藤 貴保, 窪添 慶文, 渡部 武
配分額:39390000円 ( 直接経費:30300000円 、 間接経費:9090000円 )
本研究では先ず,簡牘,鎮墓瓶,および墓葬の磚画・壁画といった三つの出土資料群のデータベースを作成・補充した。次いでそれを有効に用いながら, 2~3世紀の中国における地域社会・基層社会について,多面的な分析を行った。簡牘の分析からは,戸を単位とした秩序が形成過程にあったことが,また鎮墓瓶と磚画・壁画の分析からは,おおよそ郡を単位として,葬送文化や信仰のありように,顕著な違いがあったことなどが明らかになった。
秦漢帝国支配下の地域社会-紀元前3世紀末〜紀元3世紀初頭の社会生活史の視点から
研究課題/領域番号:03J01444 2003年 - 2005年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
高村 武幸
配分額:2200000円 ( 直接経費:2200000円 )
今年度は、前年度に引き続き京都大学人文科学研究所における簡牘講読会へ出席し、同研究所の持つ中国辺境出土簡牘を用いた歴史研究の極めて優れた方法論を学ぶことが出来た。十一月には、台湾・中央研究院歴史語言研究所に赴き、研究所所蔵の居延漢簡の実物を調査し実測図を多数作成するとともに、特に許可されて中央研究院における簡牘をはじめとする各種史料データベース作成の作業を実見することが出来た。その他の出土遺物、特に古代青銅器についても様々な知見を得ることが出来、研究に寄与する成果を得られた。
同時に関連する研究書・報告書の収集を行ない、中国簡牘のカード化を続行、居延漢簡についてもほぼ8000枚を達成すると共に、新出のエチナ漢簡500枚を含め、6500枚をデータベース化することが出来た。
このような基盤の上にたち、今年度は成果として次のような研究論文を発表した。
(1)「漢代地方少吏の任用と文字の知識について」『東方学』111
(2)「前漢河西地域の社会-辺境防衛組織との関わりを中心に-」『史学雑誌』115-3
(3)「漢代辺境における監察の実態について」(投稿予定)
(4)「秦・漢初の郷」(投稿予定)
(1)・(2)は昨年度投稿予定のものがいずれも採用・発表が決定したもので、(1)は官吏となるために必要な文字知識の水準を、(2)は漢代辺境の移民社会の実態をそれぞれ明らかにした。(3)は中国古代における官僚組織内部の監察の実態を探ったもの。(4)は中国古代の在地共同体の存在を巡る議論の中で重視される郷という行政組織について論じた。