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2026/03/07 更新
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日本人口学会
日本社会学会
関西社会学会
日本家族社会学会
比較家族史学会
近代移行期における標準化する結婚と出生
中島満大
政経論叢 91 ( 3・4 ) 63 - 80 2023年3月
第11章 結婚と離婚の地域性 招待
中島満大
日本人口学会研究企画委員会報告書「歴史人口学の課題と展望」 109 - 118 2022年6月
二次分析からみた日本の社会組織の地域性―モザイク・プロットを利用して― 査読
中島満大
政経論叢 89 ( 1・2 ) 59 - 86 2021年1月
宗門改帳からみた<家族>の実現性 査読
中島 満大
社会学評論 69 ( 3 ) 287 - 302 2018年12月
統計地図と民俗調査からみた西南日本型結婚パターンの持続性 査読
中島 満大
社会学雑誌 ( 33 ) 22 - 40 2017年
第2報告 : 近世海村における人口再生産(関西地域部会の報告,地域部会報告)
中島 満大
人口学研究 51 85 - 85 2015年
近世後期海村の結婚・離死別・再婚 ―肥前国野母村を事例として― 査読
中島 満大
比較家族史研究 ( 27 ) 103 - 127 2013年3月
九州海村の「継承」に関する一考察 ―近世後期野母村の事例から― 査読
中島 満大
京都社会学年報 ( 20 ) 29 - 47 2012年12月
徳川社会における婚内子・婚外子のライフコース―肥前国野母村を事例として― 査読
中島 満大
ソシオロジ 57 ( 175 ) 19 - 35 2012年10月
Population Change and out-of Wedlock Childbearing in the Village of Nomo
Nakajima Mitsuhiro
Proceedings of the 2nd Next-Generation Global Workshop Is “Family” Alive? 463 - 472 2010年3月
人工妊娠中絶の規定要因 査読
中島 満大
経済学研究論集 24 103 - 119 2005年2月
家族と病い
田間, 泰子, 土屋, 敦, 比較家族史学会( 担当: 共著 範囲: 第2章 徳川時代における疱瘡/コレラと家族―死亡クライシスから感染症、そして病いへ―.)
法律文化社 2024年12月 ( ISBN:9784589043757 )
岩波講座社会学 第10巻 家族・親密圏
筒井, 淳也, 永田, 夏来, 松木, 洋人( 担当: 共著 範囲: 人口学的条件と<家族>の実現性―多産多死の時代における<家族>の寿命)
岩波書店 2024年8月 ( ISBN:9784000114509 )
Japanizing Japanese Families Regional Diversity and the Emergence of a National Family Model through the Eyes of Historical Demography
Mitsuhiro Nakajima( 担当: 単著 範囲: Chapter 6 Population, Marriage, and Extramarital Births in a South-Western Maritime Village)
BRILL 2023年3月 ( ISBN:9789004499645 )
〈わたし〉から始まる社会学 -- 家族とジェンダーから歴史,そして世界へ
中島満大( 担当: 共編者(共編著者) 範囲: 第6章 子どもはどちらについていくのか)
有斐閣 2023年3月 ( ISBN:9784641149441 )
家族研究の最前線② 出会いと結婚
中島 満大( 担当: 共著 範囲: 第9章 近代移行期における西南日本型結婚パターンの変容)
日本経済評論社 2017年12月
近世西南海村の家族と地域性―歴史人口学から近代のはじまりを問う―
中島 満大( 担当: 単著)
ミネルヴァ書房 2016年3月
徳川日本の家族と地域性 歴史人口学との対話
中島 満大( 担当: 共著 範囲: 第6章 西南海村の人口・結婚・婚外出生)
ミネルヴァ書房 2015年7月
第1回奨励著書賞
2018年9月 日本家族社会学会 『近世西南海村の家族と地域性 ―歴史人口学から近代のはじまりを問う―』
中島 満大
「歴史社会学」の理論・方法・実践の共有とグローバルな対話に向けた総合的研究
研究課題/領域番号:25K05510 2025年4月 - 2028年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
坂井 晃介, 濱 貴子, 前田 麦穂, 森 啓輔, 中島 満大, 宮部 峻
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
日本における「家」と人口の歴史社会学的研究:人口学的条件と「家」の確立と溶解
研究課題/領域番号:24K00326 2024年4月 - 2027年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
平井 晶子, 落合 恵美子, 中島 満大, 廣嶋 清志, 米村 千代, 土居 浩
配分額:18070000円 ( 直接経費:13900000円 、 間接経費:4170000円 )
徳川家族人口構造の地域的多様性に関する社会学的研究:地域三類型論再考
研究課題/領域番号:20H01569 2020年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
平井 晶子, 廣嶋 清志, 中島 満大, 小林 准士, 小池 司朗, 高橋 眞一, 丸山 洋平
配分額:17680000円 ( 直接経費:13600000円 、 間接経費:4080000円 )
本研究は、この四半世紀に形成された近世日本の家族人口構造の地域類型論(東北日本型、中央日本型、西南日本型の三類型論)に、空白地域のモノグラフと面的研究を加え、新たな地域類型論を打ち立てることである。そのために本研究では(1)徳川家族のモノグラフ研究、(2)近代の地域横断データ分析、(3)近世の地域横断分析を中心に研究を進める計画を立てた。
初年度となる本年度の(1)モノグラフ研究については、地域論の空白地域である島根県矢上村の資料整備・読解・データベース化を本格的に開始した。矢上村は人口規模が大きく資料残存年も長くモノグラフ研究に最適な資料である。今年度は資料のデータ化を完了し、読解についても計画通り進んでいる。単年度分ではあるがデータ入力も行い、基礎的分析に着手することができた。また西南海村の高浜村についても資料検討およびデータクリーニングを進め、分析のための基盤整備をおこなった。(2)地域横断分析については戦後における市町村単位の研究を展開することができた。市町村合併による差を踏まえながら、時系列で「面的」データを扱う手法についても検討を進めた。(3)17世紀の面的特徴の把握については世帯分析の試論をおこなうことができた。
本研究では、日本の地域性を考えるには市町村レベルの面的把握が重要と考えている。他方、日本をこえてアジアのなかで日本の地域性を位置づけることが重要とも考えている。家族人口構造を生み出す社会構造の重層性を念頭にアジアのなかの日本を位置づける研究が展開できたことは大きな進展であったと考える。
忘れられた地域性データの二次分析 ―人口・家族・村落に関するフレームワークの構築
研究課題/領域番号:18K02035 2018年4月 - 2023年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中島 満大, 中村 真理子, 加藤 彰彦
配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )
2021年度も,昨年に引き続き国立民族学博物館への資料調査を新型コロナウイルスの影響のために断念せざるを得なかった。本年度は(1)歴史人口学における地域性研究の整理,(2)地域類型論に内在する課題の検討を行った。
まず(1)歴史人口学における地域性研究の整理では,特に結婚と離婚の地域性という観点から先行研究を検討した。明治時代初期における結婚と離婚の地域性は,道府県別データによって確認されている。いわばマクロでの,そして「面」による観察が行われていた。徳川時代においては,ミクロレベルとメゾレベルから地域性が導出されてきた。ミクロレベル,個別村落にもとづく研究は「点」による観察であり,明治時代における地域性のトレンドと概ね整合的であった。他方,メゾレベルの研究では,「点」から「面」への拡充が意図されており,ある地域のまとまった複数の村落データが利用されていた。それによっても結婚年齢の地域性を確認することができた。
次に(2)地域類型論に内在する課題の検討であるが,結婚や離婚の地域性は全国的な地図でみた場合,グラデーションとしてあらわれる。しかしながらある領域を取り出して地域類型を立てる際に,ある変数を基準とした場合の地域類型と,別の変数にもとづく地域類型がずれることが予想される。つまりウィトゲンシュタインが提示した「家族的類似性」の問題を念頭に置きながら議論を進めなければならないことが明らかになった。
最後に本研究が利用する集落サーベイデータは,各村落を「点」として扱うことも可能であるし,「面」として統計地図のようなかたちで可視化することもできる。今年度の先行研究の整理や概念の検討を踏まえた上で,最終年度の分析をすすめていきたい。
「300年から読み解く日本の家族/人口論」の構築へむけた実証研究
研究課題/領域番号:17H02589 2017年4月 - 2020年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
平井 晶子, 中島 満大, 廣嶋 清志, 高橋 眞一, 小池 司朗, 山根 真理, 李 キョンウォン, 小林 准士, 白鳥 義彦, 佐々木 祐
配分額:15210000円 ( 直接経費:11700000円 、 間接経費:3510000円 )
従来、別々の枠組みで議論されてきた近世と近代の家族人口論を融合し、新たな家族変動論を見いだすことが本研究の課題であった。明治維新に先駆けて19世紀中葉から出生率の上昇や人口増加が、とりわけ東北地方で顕著だったこと、この人口学的状況により近代に先駆けて「家」を形成できる家族が増え「家」が一般化したこと、近代以降は希求した「家」の実現性が高まるなか死亡率や離婚率が低下し「家」成員の固定化が進んだこと、それにより近代の「家」は人生に安定をもたらす以上の不自由で、個人を縛る存在へ変貌したこと、このような長期的変化に対するひとつの見通しをえた。
近世後期・近代移行期の再生産システムに関する比較/歴史社会学的研究
研究課題/領域番号:14J03542 2014年4月 - 2017年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
中島 満大
配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )
本年度は、近代移行期の再生産システムの変容と持続を、長崎県長崎市野母町に残る『野母村絵踏帳』と呼ばれる宗門改帳を用いた分析と、野母町とその周辺地区(脇岬町、野母崎樺島町、高浜町)での聞き取り調査から描き出すことを試みた。
歴史人口学と歴史社会学の先行研究からは、近世後期から近代移行期にかけて、東北日本村落におけるライフコースの均質化および「家」の生成という現象が観察されている。本研究は、西南日本村落に着目し、西南日本からみた近代移行期における再生産システムの変容と持続のプロセスを明らかにした。具体的に野母村では、近代移行期に結婚形態の標準化が生じていた。本研究と東北日本村落の事例と重ね合わせると、近代へ移行する段階で、結婚の地域的多様性が収斂している可能性が高いと言える。独自の特色を備えた地域が、異なる経路を通って、「標準」へと向かっていくという社会変動が、再生産システムの分析から浮かび上がってきた。
近代移行期に生じた結婚の標準化は、地域性を一掃してしまったのかと言えば、そうではない。昭和前期において、野母では「スソイレ」、脇岬では「アシフミ」といった結婚慣行が存在していた。今年度は実際にスソイレをしていた女性にも話を聞くことができた。それによって、単純に徳川時代に観察された特徴が確認できるといったことだけでなく、この結婚慣行を行った当事者の想いを知ることができた。
加えて今年度は、これらの研究成果を『近世西南海村の家族と地域性』(2016年、ミネルヴァ書房)という単著のかたちで出版することができた。この刊行によって、より多くの人たちに昨年度、本年度の研究成果にふれてもらえるようになった。
家族の多様性と生活実践に関する歴史人口学的・地域社会学的研究―日本の家族の250
研究課題/領域番号:09J05283 2009年 - 2011年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
中島 満大
配分額:2100000円 ( 直接経費:2100000円 )
本研究は、近世海村における個人のライフコースの解明を目的としている。本年度は、婚外子のライフコースを検討した。
まず死亡に関しては、女子において婚内子と婚外子との間に統計的有意差がみられた。より詳細にその差をみていくと、「婚内子と母親のみ特定できる子ども」と、「父親のみ特定できる子どもと両親を特定できない子ども」との間で生存率に差が生じており、前者よりも後者の生存率が低い状態にあった。
次に婚外子が婚内子と同じように結婚していたのかを検証すると、ここでも婚内子と婚外子との間に差がみられた。つまり、性別を問わず、婚内子に比べて婚外子は結婚しにくい環境に置かれていた。そして死亡の比較の際にもみられた二極化が初婚に関しても確認され、婚内子と母親のみ特定できる子どもは、その他の婚外子に比べて、結婚する割合が高かった。
最後に戸主経験(世帯の筆頭者)から婚内子と婚外子の違いを検討した。野母村では戸主の大半が男子であるため、ここでは男子に分析を限定した。その結果、戸主経験の割合については、婚内子と婚外子との間に明確な差はみられなかった。婚内子、婚外子を問わず、30代後半において、約半数が一度は戸主になっていた。
これらの分析結果から、近世後期の野母村においては、婚内子と婚外子の歩んでいくライフコースは異なっていたことが明らかになった。しかし、一概に婚内子と婚外子のライフコースが違うとは言えない。なぜなら婚外子のなかでも母親のみ特定できる子どもは、婚内子と同じように結婚し、戸主となっていた。これは、野母村における出生が先行し、その後世帯を移すという結婚パターンを反映しており、その過程のなかで生まれた子どもたちは婚内子と同じ扱いを受けていたと言える。その一方で出生時に父親しかいない子ども、両親がいない子どもは、死亡と結婚に関しては婚内子と比べて厳しい環境に置かれていたことが明らかになった。
歴史社会学
機関名:追手門学院大学
社会学
機関名:県立広島大学, 南山大学
社会学概論
機関名:県立広島大学
社会調査論
機関名:県立広島大学
地域課題研究
機関名:県立広島大学
家族社会学
機関名:京都府立大学, 奈良大学
人間形成論
機関名:中京大学
人間関係論
機関名:金城学院大学