研究分野
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人文・社会 / 文化人類学、民俗学 / 食べる、身体、フェミニスト人類学
2026/10/21 更新
人文・社会 / 文化人類学、民俗学 / 食べる、身体、フェミニスト人類学
コントロールと快楽/喜びの対立を超えて─「よく食べる」ことについての人類学的考察
碇陽子
『食と健康の医療社会学―心・身体・暮らしの視点』佐藤純一他編 ミネルヴァ書房 2026年10月
リスクから不確実性へ:不確実性の人類学に向けて
碇陽子
政経論叢 92 ( 5/6 ) 463 - 488 2024年3月
岡正雄と「ヌナミウト」 : 明治大学所蔵資料にみるアラスカ調査と新たな岡正雄像 査読
碇陽子, 栁沼亮寿
国立民族学博物館研究報告 48 ( 1 ) 85 - 132 2023年12月
「新鮮な果物と野菜」で肥満問題は解決できるか:食と健康をめぐる知識のポリティクス
碇陽子
現代思想 51 ( 7 ) 153 - 161 2023年7月
考古学のクラフトワーク:山梨県北杜市諏訪原遺跡における考古学の民族誌, 2021年
John Ertl, Yasuyuki Yoshida, Yoko Ikari
慶應義塾大学日吉紀要人文科学 ( 37 ) 1 - 35 2022年6月
「肥満の流行」とメタファーとしての「進化」
碇陽子
現代思想 49 ( 12 ) 81 - 89 2021年10月
対抗的な〈世界〉の制作:アメリカにおけるファット・アクセプタンス運動の実践を事例に 査読
碇陽子
文化人類学 80 ( 4 ) 513 - 533 2016年
ファット」であることを学ぶ:アメリカ合衆国のファット・アクセプタンス運動における情動的関係から生まれる共同性 査読
碇陽子
文化人類学研究 16 35 - 69 2015年12月
アメリカ社会における「ファット/肥満」概念構築の民族誌:リスクと社会運動からの人類学的探究
碇陽子
学位論文 2015年
集合のリアリティ・個のリアリティ:アメリカの「肥満問題」から考えるリスクと個人
碇陽子
多民族社会における宗教と文化 ( 17 ) 43 - 62 2014年
アメリカを中心としたファット・アクセプタンス運動の展開にみる「ファット」カテゴリの特殊性 査読
碇陽子
社会人類学年報 ( 39 ) 51 - 76 2013年
ファット・アクセプタンス運動とフェミニズムの気まずい関係− フェミニズムにおける太った女性の位置
碇陽子
他民族社会における宗教と文化 ( 15 ) 33 - 43 2011年
アメリカ合衆国の低所得者層の食糧援助プログラムについて-カリフォルニア州ベイエリアの施設を事例として 査読
碇陽子
生活学論叢 ( 13 ) 124 - 133 2008年
「医療化」概念再考―Peter Conradの社会構築主義的アプローチを中心として
碇陽子
超域文化科学紀要 ( 10 ) 197 - 219 2005年9月
別様の過去を考えるために:「フェミニスト考古学」の実践
碇陽子( 範囲: 『考古学その日その日 : 人・モノ・ランドスケープの民族誌』吉田泰幸他編 350-361)
以文社 2026年9月 ( ISBN:9784753103997 )
食文化:食べ物に向けて旅をする
( 範囲: 『現代世界を読み解く観光人類学のススメ』市野沢潤平・山下晋司編 91-95)
ナカニシヤ出版 2026年3月 ( ISBN:9784779519482 )
【翻訳】食べる : 理論のためのレッスン
Mol, Annemarie, 田口, 陽子, 浜田, 明範, 碇, 陽子
水声社 2024年4月 ( ISBN:9784801008038 )
観光人類学のフィールドワーク : ツーリズム現場の質的調査入門
市野沢, 潤平, 碇, 陽子, 東, 賢太朗
ミネルヴァ書房 2021年5月 ( ISBN:9784623091881 )
野林, 厚志, 宇田川, 妙子, 河合, 洋尚, 濵田, 信吾, 飯田, 卓, 卯田, 宗平, 梅崎, 昌裕, 大澤, 由実, 樫永, 真佐夫, 菅瀬, 晶子, 中嶋, 康博, 国立民族学博物館( 範囲: ダイエット食・美容食)
丸善出版 2021年1月 ( ISBN:9784621305935 )
現代思想
( 範囲: 「肥満差別」という差別のあり方について)
青土社 2020年1月
ファットの民族誌:現代アメリカにおける肥満問題と生の多様性
碇陽子
明石書店 2018年3月
社会問題と出会う
白石, 壮一郎, 椎野, 若菜( 範囲: ファット・アクセプタンス運動から「肥満問題」を見る)
古今書院 2017年6月 ( ISBN:9784772271288 )
リスクの人類学 : 不確実な世界を生きる
東, 賢太朗, 市野沢, 潤平, 木村, 周平, 飯田, 卓( 範囲: オルタナティブな世界の構築—アメリカ合衆国のファット・アクセプタンス運動を事例に)
世界思想社 2014年6月 ( ISBN:9784790716297 )
リスクの人類学 : 不確実な世界を生きる
東, 賢太朗, 市野沢, 潤平, 木村, 周平, 飯田, 卓( 範囲: 現代社会の公衆衛生/医療とリスク)
世界思想社 2014年6月 ( ISBN:9784790716297 )
現代アメリカのキーワード
矢口, 祐人, 吉原, 真里( 範囲: 摂食障害)
中央公論新社 2006年8月 ( ISBN:4121018575 )
「フェミニスト人類学の干渉」別冊分科会 Zine
2026年5月
移民が作り上げたこの国で
碇陽子
月刊みんぱく 49 ( 8-575 ) 18 - 19 2025年8月
英国王立人類学協会のデジタル・アーカイブ
碇陽子
図書の譜 ( 28 ) 107 - 114 2024年3月
アメリカのファット・アクティビズム:肥満問題と体型の多様性
碇陽子
季刊民族学 ( 184 ) 36 - 43 2023年4月
【書評】『肥満男子の身体表象:アウグスティヌスからベーブ・ルースまで』ブックレビュー
図書新聞 ( 3487 ) 2021年3月
【書評】牛山美穂著『ステロイドと「患者の知」:アトピー性皮膚炎のエスノグラフィー』
文化人類学 80 ( 3 ) 498 - 501 2015年12月
「リスク」とどう向き合うか
民博通信 ( 133 ) 24 - 25 2011年
食べることを学ぶ過程における身体と情動と知識の関係についての人類学的研究
研究課題/領域番号:25K04666 2025年4月 - 2028年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
碇 陽子
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
観光における不確実性とリスク:不安と分断に抗する観光実践への理論的展望
研究課題/領域番号:23K22045 2024年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
市野澤 潤平, 碇 陽子, 土井 清美, 東 賢太朗, 田中 孝枝, 渡部 瑞希
配分額:14560000円 ( 直接経費:11200000円 、 間接経費:3360000円 )
2024年度は、新型コロナウイルスによる海外などにおけるフィールド調査の実施制限が弱まり、行動の自由度としては2019以前と同等にまで回復したため、研究計画にてメンバー各自に割り振った現地調査を鋭意進めた。
市野澤:主にタイのバンコクにおける接客サービス業務、特にタイ人女性のフリーランサーについての調査を進めた。渡部瑞希:ネパール観光における歓待とホスピタリティ、インフォーマルな市場における取引についての考察を継続して行い、一定の理論的整理を行った。加えて、2023年度まで調査を継続してきて一定の成果を得たオンライン・ツーリズムについて理論的考察を深め、観光社会学など他分野の研究者との意見交換を行った。東賢太朗:フィリピン・ボラカイ島のビーチリゾートにおけるホスト/ゲスト関係およびオーバーツーリズムによる環境破壊についての調査を実施。新型コロナウイルスの影響により長らく現地調査ができていなかったため、新型コロナウイルス禍を経たボラカイが、現在どのような状況にあるのかを、参与的なフィールドワークを通して把握した。土井清美:新型コロナウイルス禍により現地調査が中断していた、スペイン北部の徒歩巡礼に関する調査研究を再開し、感染症などのネガティブな要因も含めた自然や未知との対峙という観点から再検討した。田中孝枝:四川大地震と東日本大震災に被災した観光地についての調査研究を深めた。特に福島県における「ホープツーリズム」をはじめとする災害ツーリズムの実践及び観光を災害復興に活用する試みなどについて、集約的に調査と考察を行った。碇陽子:アメリカの観光におけるCOVID-19の影響およびロングステイツーリズム/ライフスタイル移民/文化移民について、主に調査研究を進めた。
セクシュアル・マイノリティとしてのファットと言語実践についての人類学的研究
研究課題/領域番号:20K01225 2020年4月 - 2025年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
碇 陽子
配分額:2210000円 ( 直接経費:1700000円 、 間接経費:510000円 )
本研究は、なぜファットがフェミニズムの問題にならなかったのかという問いに対し、ファット概念には、女性への抑圧だけに回収できないような、人種、ジェンダー、セクシュアリティなどの概念が交差・内包されているからだという仮説を設定し、これを検証した。クィア・ファットやレズビアン・ファットが使用するクィアとファットという言葉に注目し、それらがどのような概念なのかを明らかにした。クィアは単に「同性」を性的な欲望の対象にすることを表す言葉ではなく、太った身体という非規範的な身体を「クィアする」ことで、欲望、健康、身体、セクシュアリティの規範性を生み出す装置を批判的に見ることを可能にしている。